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不登校の進級面談、あせらないために知っておくべきこと

こんにちは。
不登校や発達障害のお子さんと保護者さんのための居場所、Branchコミュニティです。

不登校のお子さんがいるご家庭にとって、「進級面談」は思いがけないイベントかもしれません。

突然の面談連絡に戸惑わず、学校との話し合いを前向きに進めるためには、どんなポイントを押さえればいいのでしょうか。

本記事では実際の保護者の体験談をもとに、進級面談の目的や進め方を分かりやすくまとめました。

お子さんに、学校以外の「居場所」を用意してみませんか?

Branchコミュニティは、学校に行かなくても友だちができる、オンラインの居場所です。

不登校や発達障害の子どもたちが「好きなこと」を通じて自信がつき、社会とつながることを目指しています。

目次

進級面談とは?

進級面談は、長期欠席している中学生の進級可否や学習状況を確認するために行われる場です。

とくに不登校で学校へ通う機会が少ないお子さんの場合、校長先生をはじめとする学校側が直接話を聞きたいという目的があります。

突然の面談は「進級不可」のお知らせではない

進級面談の連絡を受けたとき、保護者としては「進級できないのでは」と不安になるかもしれません。

実際に、「もう1年やり直すように言われるのでは」と身構える方もいます。

しかし学校側の意図としては、お子さんの学習状況や現在の体調・希望などを正確に把握し、必要があれば保護者と一緒に解決策を探ることが主目的です。

したがって、進級を妨げるような“審査”の場ではないので、過度に心配する必要はありません。

進級面談が行われる時期と背景

進級面談の時期は、だいたい2月中旬から3月上旬にかけて行われることが多いです。

とくに中学3年生の公立高校受験が落ち着くタイミングや、新年度に向けての準備が進む時期に合わせて実施されるケースが多いといわれています。

校長先生が実施を決める仕組み

不登校のお子さんに対して進級面談を行うかどうかは、校長先生の判断に委ねられている場合があります。

ある保護者によれば、上の子のときは不登校だったにもかかわらず進級面談がなかったのに、下の子のときは学校側から声がかかったそうです。

これは、学校ごとに方針や校長先生の考えが異なるためだといわれています。

同じ自治体や同じ中学校区であっても校長先生が違えば対応が変わることも珍しくないようです。

初めて聞く保護者の戸惑い

進級面談を知らずに突然呼び出しを受けると、保護者が「学年上がれないの?」「うちの子はどうなってしまうの?」とあせってしまうのも無理はありません。

Branchの保護者でも、オンラインコミュニティで「進級面談って何を話すの?」と質問を見かけても、「うちは関係ない話だろう」と思っていたそうです。ところが、実際に学校側から連絡をもらって初めて「うちもあるのか」と慌てたそう。

こうした戸惑いを減らすためにも、事前にどんな内容かを知っておくだけでも気持ちが楽になります。

進級面談に臨むコツと心構え

進級面談は、お子さんや保護者にとって大切な情報交換の場です。

学校側に対し、普段の様子や学習の進み具合、家庭での考えなどを伝えられるチャンスでもあります。

対立にならず、状況を共有しよう

思いがけず呼び出しを受けると、どうしても身構えてしまうかもしれません。

「うちの子は進級させてもらえないのか」と最初から疑問や不満を募らせて、対立の姿勢で臨むのは避けましょう。

面談は校長先生や担任の先生が生徒の現状を知るための機会でもあります。

お子さんが学校のことをどう感じているか、家での過ごし方はどんな状況か、無理のない範囲で共有してみましょう。

保護者だけで参加という手も

お子さんの体調や気持ちによっては、「一緒に行くのは難しい」という場合もあります。

そんなときは無理にお子さんを連れて行かず、保護者の方だけで参加するのも一つの方法です。

校長先生に会ったことがないため、不安が強くなってしまうお子さんもいます。

保護者の方が「子どもは難しいと思います」と事前に伝えて、了承をもらってから面談に行ったケースもあります。

学校の先生方は「できれば本人に会いたい」と思うかもしれませんが、お子さんにとって負担になるなら、保護者の方からしっかり状況を伝えるほうがいいでしょう。

当日のイライラポイントを減らすには

校長先生の都合で待ち時間が長引くこともあり、その間に緊張やイライラが募ってしまうケースもあるようです。

もし待ち時間が長いかもしれない場合は、あらかじめスケジュールに余裕を持ち、心の準備をしておくと安心です。

また、話し合いの目的や聞きたいことをメモにしておくと、面談が短時間でも要点をしっかり伝えられます。

面談は対立ではなく、今後の進路や学習サポートを一緒に考える場だと割り切って臨むのがポイントです。

まとめ

「進級面談」という言葉に初めて触れると、不安と戸惑いがこみ上げてくるかもしれません。

しかし、目的は子どもと保護者の意思を学校側がしっかりと知ることにあり、進級を止められるものではありません。

焦らず落ち着いて臨むことで、お子さんの希望や家庭の状況を伝えるチャンスにもなるはずです。

Podcastの紹介

この記事は、こちらのPodcastの内容を元に制作しました。ぜひ音声でもお聴きください。

パーソナリティの紹介

たこやき

不登校経験を持つ息子と娘がいます。Branchでは利用者でもあり、運営のお手伝いもしています。特性豊かな我が子たちと日々過ごす中で、今まで多くの方々に助けていただきました。Branchで絶賛恩返し中です!ゲーム、音楽、マンガ、時代小説、ラジオ好き。

中里 祐次

早稲田大学卒業後、㈱サイバーエージェント入社。子会社の役員など約7年勤めた後にサイバーエージェントから投資を受ける形で独立。自分の子どもがレゴが好きで、東大レゴ部の方に会いに行った時に目をキラキラさせていたのを見てこのサービスを思いつきました。好きなことは、漫画やアニメを見ること、音楽を聞くこと、サウナ、トレイルランニング、かなり多趣味です。

わっきー

様々な組織を通じて「ひとり親家庭や低所得家庭の子供達の学習支援/ソーシャルスキルトレーニング/サッカー部の外部コーチ/定時制高校・通信制高校の生徒のキャリア相談」などの活動を行う。「好き」というものは圧倒的に人を変化・成長させるものだと思っており、Branchでは全力で「好き」への向き合い方を子供・親御様と一緒に考える役割を担っております。どんなジャンルでも子供の「好き」にはアンテナを飛ばせます。好きなものはゲームとゾンビ。

「好き」で安心とつながりを育むサードプレイス

この記事を書いているBranchは、不登校・発達障害のお子さま向けの「学校外で友だちができる」Branchコミュニティを運営していて、以下のような特徴があります。

  1. 「学校行きたくない」という気持ちを抱え、家族以外の人との関わりが減ってしまった不登校のお子さま達が自分の「好きなこと」をきっかけに安心できる居場所や、友達ができるようなサービス。
  2. NHKや日テレなど多くのメディアにも紹介され、本田秀夫先生との対談や、厚生労働省のイベントの登壇実績もあり、サービス継続率は約95%以上。
  3. 小学校低学年のお子さまはもちろん、どんな子でも楽しく参加できるようにスタッフがお子さま一人ひとりに寄り添ったサポートを徹底。

Branchコミュニティ1ヶ月無料体験ができるので、ご利用を迷われている方は一度お気軽に無料体験予約をお申し込みください。

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ライター/著者プロフイール

Branchのライター。早稲田大学卒業後、都内ベンチャーキャピタルの企業に勤務しながら、2024年の4月からBranchの運営のお手伝いさせていただくことになりました。子どもたちの「好きなこと」を見つけられるお手伝いや、保護者の方と子どもたちの、心休まる居場所作りをしていきたいです!

会社概要

Company

社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


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