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「オンラインでケンカしたりしながら遊び続けてるうちに、安心感が増した」【中学1年生・男子】不登校でも居場所はあるよ – Branchユーザーインタビュー

不登校になったお子さんは、どのように居場所を見つけていったのでしょうか?また、保護者の方はどのようにお子さんと関わっていたのでしょうか?

今回は「今まさに子どもが学校行き渋りだ」「今まさに不登校になった」というご家庭の方に向けて、他のご家庭はどうやって情報を見つけ、居場所を見つけ、どのようにお子さんが変化していったかをインタビューいたしました。

この記事では、現在中学1年生・男の子の保護者の方にお話いただいた内容をご紹介します。

目次

子どものプロフィール

  • 名前:Hくん
  • 年齢:中学1年生(2023年4月時)
  • 不登校の期間:小6の夏休み明けから行き渋り。現在は学校に行っていない。
  • 発達障害の診断:ASD・ADHD傾向がありそうだが、診断はしていない。
  • 好きなこと:今はBranchの子とロブロックスで遊ぶことが一番好き。ポケモンユナイト、マイクラ、スマブラ、はじめてゲームプログラミング、スクラッチでのプログラミング、算数・数学

Branchの遊び友達の中だと年長ということもあるけど、何かあった時に仲裁する方にまわることが多く、その様子が他の子に好ましく見えることがあるようです。

公平さやルールを守ることへの正義感が強かったこともあり、学校ではうまくいかなかったのかもしれません。

算数・数学に興味があって、よく自分で問題を考えて解いたりしていました。

最近はロブロックスの方が楽しいようですけどね。

不登校になったきっかけ

小6時、クラスの子から悪口を言われるようなことが続き、息子が担任を巻き込んで抗議したところで夏休みに入り、夏休み明けも行きたくないと登校せず、その後修学旅行へ行ったり部分登校をしていましたが、クラスメイトが何か自分のことを話しているのを聞いてショックを受けたらしくて、また登校できなくなりました。

行き渋りが始まってから完全不登校まで1ヶ月くらいです。

最初はコロナもあって、妻も「学校行かなくていいよ」「修学旅行も行かなくていいんじゃない?」といった雰囲気でした。

元々学校に元気に通って皆勤賞みたいな子ではなく、低学年の頃から学校でうまくやっていくのが大変だったようです。

様子を聞くに、彼は自分が不当に扱われるのが嫌で、「少しの間距離を置く」とかはできなくて、全員に自分の主張を理解してもらいたかったようです。

そこで先生を通して呼びかけたりもしたのですが、うまく行かなかったようですね。

クラスの誰かが色々言ってるのを聞いたのか、直接悪口を言われたのか、直接的な不登校のきっかけは「誰にも言えない」と言っているので、本当の理由は、今も分からないです。

学校側とのやり取り

学校に行って、スクールカウンセラーの方に相談しました。

「別室登校はどうか」とか言われたのですが、小学校には階段下の物置に机を数個置いたスペースがあるくらいでそこにも付き添いが必要で、通わせられる別室がありませんでした。

「放課後に来て、学校の雰囲気に慣れたらどうか」といった提案もありましたが、彼の不安感が強く、それもできませんでした。

行き渋り中の子どもとご家族の様子

塞ぎこんで、自分を否定するようなことを言っていて心配しました。外に出ることの不安感もとても強かったです。

学校には、「行くべきだと思うけど、行きたくない」という雰囲気でした。

学校に行かないこと自体は、妻と自分も「しょうがないなー」くらいの感じで、特に登校させねばならないといった切迫感はなかったです。

お子さんの困りごとを解決するための情報をどのように取得していましたか?

スクールカウンセラーや市の総合教育センターに相談しましたが、これといって解決策は出ませんでした。

知識としては発達障害に関する書籍やインターネットが役に立ちました。書籍は親子で読んで自己理解を深めています。最近、卒業関係で小学校の先生方と度々相談してますが、その際に彼の方から自分の特性と思われることを先生方に伝えてほしいと希望し、久しぶりに遊びに来た友達にも自分で話したようです。

今後の選択肢に悩んでいますが、妻の友人でやはり子供が不登校の方が複数おり、同じ年頃だったこともあって、相談して情報を得られたのが幸いでした。

総合教育センターは、やはり発達障害で不登校のお子さんを持つ方から紹介されました。

そこに訪問して相談はしてみました。

相談の間、子どもは別室で遊んで様子を見たりするようなところです。

そこでは「健全な子どもなので、何も問題なし!」と太鼓判を押していただきましたが、登校に関しては、担任だけでなく校長にも相談すればいいといったアドバイスはいただけたものの、具体的な支援まではありませんでした。

お子さんの困りごとを相談する場所やコミュニティはありますか?

ありません。

担任の先生には、スクールソーシャルワーカーや他にも相談窓口がないか、「息子は『教室には行きたくないけど授業は受けたい、友達と話したいから助けて欲しい』と言っている」と伝えましたが、手立ては講じてもらえませんでした。担任の先生が消極的な性格だったのかもしれません。学年主任や校長と早々に話していたら多少は違ったかもしれません。妻が友人に相談できたことで中学校等の情報を教えてもらえて助かったと思います。

中学校に差し掛かってるので進学や進路について相談しています。

不登校のお子さんを抱えている幼稚園時代の知り合いがいて、そこのご家庭が以前から不登校になっているご家庭だったので情報をたくさんお持ちでした。

そのご家庭から「N中がいいよ」と聞いて「うちもそうするか」と、とりあえずの方向性は決めました。

家が近いので近所の公立中学の支援の様子も聞いたりもしています。

自分たち自身でも中学に相談したりと、と動いている最中です。

お子さんが所属感を感じている居場所はありますか?

今はBranchが居場所だと思います。

最初、部活のマイクラ会に参加して、そこに参加していた子たちと個別にやりとりしているうちに友だちができていったような形ですね。

人懐っこいタイプの子から、声をかけてもらって遊び始めました。

今は自分たちでグループを作って個別に遊んでいます。

自分たちは不登校後にBranch以外特に比較していないです。

学校に行けない間に孤独感が強くなり、友達と話したがってました。

なので、オンラインで友だちが集まってる所ないかなーと探していて、ネットの記事からBranchに行き着きました。ここなら他の子たちとオンラインで好きなことで交流して楽しめそうだよと紹介したら、やるやる!ととても乗り気でした。

所属先を得た後、お子さんはどのように変化しましたか?

Discordで声を掛け合ってケンカしたりしながら遊び続けてるうちに、安心感が増したように感じます。

不登校になってからは外や暗いところを怖がるようになってましたが、最近はまた大丈夫になってきたようです。

何かその間に劇的な事件とかがあったわけではなく、本当に自然に友だちもできていって落ち着いていった形ですね。

加減が分からず、相手の子と喧嘩したりもたくさんありましたけどね。

最初、息子がボイスチャットで強い口調で話している時に、妻が気にしていたりしたけど、いつの間にかいい感じになりました。コミュニケーション方法や、オンライン上での距離感を学んだのではないかと思います。

保護者の感情の変化

不登校後しばらくしてからは息子もいろいろなことへの不安感が強くなり、さすがに「この先どうなるかなー」と不安でした。

ただ、Branchでオンラインで遊ぶようになってからは、他の子の声も聞こえて、常に友だちが遊びに来ている雰囲気なので、「友だちと楽しく遊んでるならいっか」と思うようになりました。

不登校や行き渋りがあり、今まさにお困りの保護者さんにメッセージ

学校には行っていないけど、楽しく遊んでる子もたくさんいるので、落ち着くまでは家でゆっくり休むのが良いんじゃないかなーと思います。

そこから学校に戻っていくかはその子次第だと思います。

息子は小6(4月から中1)で、Branchでは他学年の子と仲良く話していました。

同学年の子に対しては、背伸びし続けねばならない部分もあって、無理をしていたのかもしれません。

Branchで友達の輪の中でわいわいやり取りして、落ち着いてきたんだろうなと思います。

次へ:「『学校に通っていないのが自分だけではない』ということに気づけたことが大きかった」【小学3年生・女子】不登校のきっかけと居場所の見つけ方 – Branchユーザーインタビュー

発達障害や不登校の子の「友だちができる。安心できる居場所」とは?

Branchでも1つの解決策として、不登校・発達障害があるお子さま向けの「学校外で友だちができる」オンラインフリースクールを運営していて、以下のような特徴があります。

  1. 「発達障害」や「不登校」で悩まれている保護者の方達がなんでも自由に悩みや困りごとを相談できる安心できるコミュニティや、家族以外の人との関わりが減ってしまった不登校のお子さま達が自分の「好きなこと」をきっかけに安心できる居場所や、友だちができるようなサービス。
  2. NHKや日テレなど多くのメディアにも紹介され、本田秀夫先生との対談や、厚生労働省のイベントの登壇実績もあり、サービス継続率は約95%以上。
  3. 小学校低学年のお子さまはもちろん、どんな子でも楽しく参加できるようにスタッフがお子さま一人ひとりに寄り添ったサポートを徹底。

もっと詳しく知りたい 》

Branchオンラインフリースクールは1ヶ月無料体験ができるので、ご利用を迷われている方は一度お気軽に無料面談予約をお申し込みください。

「学校外で友だちができる」Branchオンラインフリースクール

その他のインタビューはこちら。
【学年別】不登校のきっかけと対応、利用した支援やその後の変化 – 当事者・保護者インタビュー記事まとめ

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 特性に沿ったお子さまのサポート方法をスタッフが一緒に考案します

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ライター/著者プロフイール

中里 祐次のアバター 中里 祐次 代表取締役

Branch代表。早稲田大学卒業後、㈱サイバーエージェント入社。子会社の役員など約7年勤めた後にサイバーエージェントから投資を受ける形で独立。自分の子どもがレゴが好きで、東大レゴ部の方に会いに行った時に目をキラキラさせていたのを見てこのサービスを思いつきました。好きなことは、漫画やアニメを見ること、音楽を聞くこと、サウナ、トレイルランニング、かなり多趣味です。Branchの子どもたちに鍛えられて子どもが好きな遊びはたいていできるようになりました。

会社概要

Company

社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


会社概要

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社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


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