発達障害や不登校の子が集まるBranchでは、ご家庭の課題や日々の生活についていつも話し合いが行われています。
今回は不登校の子だったり、勉強が嫌いなお子さんの勉強との向き合い方について。
保護者の方がどのように考えているか、冷静かつリアルな声が多かったのでまとめさせて頂きました。
子が取り組みやすい方法を探したいが、難しい
小5の娘は勉強が嫌いと言います。理由は無理やりやらされることがいやとのこと。 そう思うと、いやでも机に座り授業を聞いていた自分がいましたね。
最近、学校へ行かなくなった理由を話します。
授業では嫌なことを無理やりやらされること、ママが無理やり手を引っ張って学校へ連れていったこと、あと○○ちゃんのせいでもあると色々あるようです。
会話の一コマ。
子「学校行かなかったら勉強できなくなるって○○ちゃんが言ってた」
母「学校以外でも学ぶ場所はあるよ」
子「でも○○ちゃんは小3、4で勉強することが大事って先生が言ってたって言ってたもん」
母「私は今やっている料理も大切な勉強だと思うよ。それは○○ちゃんの考えだよね。私は○○ちゃんと違う私の考えがある。あなたはどう思う?」
子「知ることは好き。でも無理やりやらされることは嫌だ。このままだと勉強してないから大学へ行けない。私の未来は無いのでは?!」
母「どうだろうね」
という一コマでした。
将来どうなるかは私もわかりません。
学ぶことの必要性を気付く時って大人になってからなのかな。 そろそろ子が理解しやすい勉強方を探して見つけて少しずつ取り組む必要があるのかなと思っています。
でもそれが難しくめんどうなのです…。
無理やりやらされるような方法ではなく、お子さんにあった方法を探したい。
でも、それがとっても難しい。
息子の力を信じて、ゆるりと待つ日々です
現在小3、小1二月から学校へはほぼ行っていません。
3年生になり、担任が変わったことをきっかけに
5月に遠足→たまに給食と昼休みの時間、登校するようになりました。
今日は行事で「教室で紙飛行機飛ばすんだって」と言ったら、
「いくー」と先程登校しました。
昨日から、私の方がソワソワしています。
息子も勉強が嫌だそうです。
理由はハッキリとまだ伝えられませんが、おそらく小1の時の担任の指導が手取り足取り過ぎて(次使う教科書はコレですよ等、直接言われていたようです)、細かい字の直しもあって嫌になってしまったんだろうなと思っています。
日常生活の中で着眼点は、よいところに興味を示すので、そこから学習につなげてあげられたらいいのだけど、 そこまでの根気と知識がなく、会話で終わってしまいます。
勉強という言葉自体が聞くのも嫌になっていたのですが、少し前に「勉強」という言葉を発していて(あれ!?)と思いました。
息子の力を信じて、ゆるりと待つ日々です。
発達に特性があったり、学校というコミュニティの中での学びは向いていないお子さんを育てている保護者の方は、みなさま忍耐力や信じて待つ力がすごいなぁと思う方々が多いです。
大人は競争させて自信を持たせようとしている、比べる自信はもっと自信を失う
子どもに合う勉強法、ほんと難しいですよね、子ども自身で悩んで見つけてほしいです。
それも学びになるかなと思いつつ。。
先日この動画に励まされました↓
発達の専門家ではない、企業家、植松氏の発信、取り組みはまた違った意味で心強いなぁと。
小3息子がもう少し社会を理解できるようになったら見せたいので「後で見る」に保存しました。
特に「大人は競争させて自信を持たせようとしている、比べる自信はもっと自信を失う、、」あたりがわかりやすくいつか一緒に見たいです
https://youtube.com/watch?v=saQKMP4bPFc&feature=share
先日、植松社長がこんなツイートをしてました。私も生きづらさを感じていた子供の頃にこんな言葉が欲しかったなぁ〜と思ったので、こちらでシェアします。
「世の中はすごく多様です。 自分の知らないことだらけです。 目の前のせまい世界が全てではありません。 世界の多様性を知ると、生き方の許容値も増えていきます。 そのためには、様々な人や社会と関わる事が大事です。 世界が生きづらいと感じるなら、勇気をだして世界を知ることが大事です。」
自分一人はオリジナルであり、広い世界の中では必ず自分と似たような人がいたり、居心地の良いコミュニティもあると思います。狭い場所で苦しい思いをしていると、中々気づきづらいのかもしれません。
「教えよう」とすると、子は拒否反応
私も子ども自身で見つけることが良いと思います。
うちの子は教わることが嫌です。これには色々理由があると思います。
先生も親も「教えよう」とすると、子は拒否反応です。
小1の頃学校のプリントで、お子さんが宿題の漢字の書き順を間違っていたら親が教えてくださいと書いあったので、指摘したら、「こんなに頑張って書いているのにどうしてそんなこと言うの?!」と子は泣いて怒り、それ以来、私の前で漢字の宿題をやらなくなりました。
うちは勉強を親が教えると親子関係に亀裂が入ります。
以前医者から、○級とか目に見える結果が出るとやる気が出るかもと言っていたことを参考に、漢字検定、算数検定の一番やさしいところに挑戦できたらすごいことだと、頭で計画を練っています。
でもこれは親の考えで、やはり子どもが時間かかっても自分で見つけていくことが一番身に付くだろうと思います。
長々すみません、読んでいただいてありがとうございます。
うちも「教えてあげるよ」という先生が1番苦手です。
特性ある子は多いと聞いたことがあります。
オンライン家庭教師さんに逆に教えています(興味あるゲーム限定ですが)教えることも勉強と思って見守っています。。
“結果が出るとやる気でるかも”で思い出したのですが、数日前に本人が「算数はレベル上げがあるとやる気でるんだけどなぁ」と呟いてました。ゲーム感覚でできる教材?があればどなたか教えてほしいです
先生一人対複数人の教室だと、どうしても「教える」「教わる」の構図になるやすいですが、その状態が苦手なお子さんは非常に多いと思います。また、答えのある正解を頭に詰め込む場合は教える/教わるの構図でインプットするのも早いですが、物の仕組みへの興味であったり、人とのコミュニケーションのバランスであったり、世界の正義のような答えのない問題に対する自分だけの答えは教える/教わるの構図では導きづらいと思います。
「息子は、○○が好き」
紙飛行機の折り方を調べてルンルンで行ったら、折り方は工夫しちゃダメ(皆同じ折り方)という紙飛行機大会のルールたったそうで
残念がって(?)「つまんねー」と、帰り道で言ってました。けど、給食も食べて。
朝から給食終わるまで学校にいたのは久しぶりすぎます。 そのルールなんかだかなぁ、、ですが。
息子は、工夫したりする事が好きなんだなぁ、とわかりました。 ロケット飛ばすのも好きかもですね
ドローンとかも好きですよ。
子どもの「何が好きかを多方面から見つける」のは、自分もルールに縛られていたり常識を疑えなかったり一つの世界に閉じていると見つけづらいと感じます。
学校やマジョリティのコミュニティから外れて初めて、お子さんのオリジナルの好きなことを見つけるようになる保護者の方をたくさん見てきました。
まとめ
勉強や学びに対する向き合い方はその子それぞれで、且つご家族にとってもそれは多様なのだと思います。
待つ時間や、どのように学ぶかの方法も人それぞれ。ただ、それを一人で探すのは大変なので、隣にいる同じ課題を持つ保護者さん同士の力が大事なのだと思います。
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不登校について、他にも下記のような記事があります。
・「学校行きたくない」完全不登校になる前にできること:先輩ママ・パパのアドバイス集
・いじめもなく、理由があるわけではなく、それでも「学校に行きたくない」時にどうすればいい?