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「イライラしだしたらボイスチャットを切る」子どものゲーム中の暴言への対策例

発達障害や不登校のお子さんが集まるBranchでは、保護者同士で最近の困りごとを対話することがあります。

「ゲーム中の暴言」や「ゲームで子どもがイライラしているのを見て自分も辛くなってしまう」などの課題は良く話し合われています。

今回はそんな「ゲーム中の暴言」について書いていきます。
前半にゲーム中の暴言への対策について、後半にBranchでの事例を記載します。

目次

対策

最初に結論から書くと

  • ゲーム中にイライラしたり暴言を吐くのは特性であり、吐かない子は全く吐かない
  • 年次が上がり理性で解決できるようになるまでは、根本的な解決策はあまりない

です。

下記に記載していく対策は、あくまでその場しのぎの対策で、これをもって「子どもが全く暴言を言わなくなった」ということはありません。

それでも何もしないよりは「子どもの自己認識を助ける」という意味で実施していった方が良いでしょう。

例えば「暴言をよく言っている対戦型ゲームをすべて取り上げる」という対策をすれば解決するかもしれないですが、その代わりに親子間の信頼関係は失われるかもしれません。

対策例

1.「イライラしたんだね」などの共感の言葉で伝える

暴言を「やめなさい!」と伝えるよりも、お子さんの気持ちを尊重して「イライラしたんだね」などと保護者の方がいったん受け止めてあげると良いでしょう。

やめなさいなどの言葉はイライラしている最中に言うと反発されて、その後保護者の方の意見をあまり聞かなくなる可能性があります。

それよりも共感の言葉をかけて「あ、自分は今イライラしているのか」と自己認識を助けてあげる方が長期的に見ると良いです。

2.『「私は」怖かった』などの私目線での伝え方をする

「隣で見ていて私は(お母さん)怖かったな」

「大きな声が聞こえると、お母さんはびっくりしちゃうな」

など、「私」がどう感じたかを伝えましょう。

子どもの行動を制限する言葉掛けではなく、あくまで自分が感じたことを伝えるようにしましょう。

3.本人も暴言やイライラが嫌になってるのであれば、落ち着いた時に「イライラしている時の声かけ方」などを決めておく

保護者の方に「本当はイライラするの嫌なんだ」などと相談があるのであれば、保護者の方から見て「イライラしているな」と思った際に「肩を叩く」「お茶を入れてあげる」など合図を決める良いです。

それでお子さんも客観的になってゲームをやめたり、いったん心を落ち着けたりの行動が取れるようになる可能性があります。

子ども側でできること

イライラする気持ちや暴言自体は止めることができないですし、感情自体は大切なものです。

それでも他者と遊んでいる場合、他者を傷つけたり、人間関係を壊してしまう可能性があります。

そんな時、まずやって欲しいことは

「ボイスチャットの音声を切ること」

です。

すでにやっているご家庭もあると思いますが、暴言は相手に伝わらなければトラブルにはなりません

子どもが対応するのでもいいですし、お子さんと「イライラして暴言が出たら、ボイスチャットの音声は切ろう」と約束事を決めておくのでも良いかと思います。

この後の体験談にも出てきますが、暴言が出るのはフォートナイトやスプラトゥーンなどの対戦型ゲームであることがほとんどです。

こういったゲームで遊んでいる場合にボイスチャットをつなげて遊んでいると思いますが、これを切断してしまうのは良い手です。

ボイスチャット自体がなくてもゲームで遊ぶことはできます。

「暴言出ちゃう時があるから、そういう時はボイスチャット切るね」と一緒に遊んでいるお友達に前もって伝えておくとより丁寧です。

Branchのご家庭のケース

ここからはアンケートに答えて頂いた、Branchのご家庭のケースになります。

YouTuberの言葉を真似ている

  • ゲームよりはYoutubeを見ながら、Youtuberの人が使っている言葉をマネしています。人に対する暴言というよりは独り言ですがガラの悪い(?)言葉も使っています。軽く注意するくらいにとどめています。
  • 暴言というほどではないかもしれませんが、YouTubeで覚えたらしいややぞんざいな言葉遣いをしていることはあります。今のところやんわりと注意するにとどめています。

対戦型のゲームで暴言を言う

  • 特に対戦型ゲームをしているときに「死ね!」と言ったり「あの人がこう動いてくれないから…」と言っています。
    「邪魔!」とか「あの人のせいで…」とも。
    後一人称が「おれ」になります。
    本人には悪気が無く、YouTubeの真似をしているように思うので、目に余る時はゲーム中でも「そんなこと言わない」と声を掛けています。
  • Fortnite スプラ 相手が自分の納得のしない動きをした時 叫び声(悲鳴)、「死ね」「殺す」などきつい言葉を叫びます。聞いていて辛いので放置はできずボリュームさげてね、叫ばないでね、と声はかけます。エスカレートして泣く事もあります。対応しきれず悩んでますし、辛いです。
  • 勝ち負けのはっきりしているゲームで負けると暴言吐いています。YouTuberの真似なので、今はストレス発散だと思ってしょうがないかなと見ています。
  • 一緒にゲームをプレイしているプレイヤーの操作が下手だったり、自分ではない人のミスでゲームに負けたりしたときに暴言が出ます。バカとかアホとか死ねと言った言葉が出たら問答無用でゲームを終了させていますが、ゲームをしていてイラっとすることは大人だってあることですし、こういう対応で大丈夫なのかなとモヤモヤもしてます。
  • フォトナをやっているとき、自分の思ったように友だち(小学校のとき)が一緒に行動してくれないと、「しね」「きえろ」とか、言ってしまったようで、あとで、友だちのやり方に怒りつつも反省して、「こんなん言っちゃった…」と言いに来てくれました。他の子達もそういうのを言いながらゲームしてるみたいでしたが、
    「ムカつくわ!」「やめて!」とかに変えれるといいねと、話したことはあります。

特定の環境で暴言やイライラ

  • マイクラ内のゲーム?(おそらくベッドウォーズなどのサードパーティ製ゲーム)で遊んでいる時に、自分に対して「クソ」相手に対して「Kill you!」と言ったので、声を掛けました。言わなくなりましたが、「マイクラでは当たり前の事だよ!」と言っていました。
  • 鉄道のゲームで息子は脱線させたり激突させるのが好き(刺激好きで)で他の子と遊んでいた際、激突&脱線してしまい、参加していた男の子が、怒ってしまいました。なので好きな激突&脱線したいときは自分だけのサーバーで思い切り遊ぼうか!と伝えそれからは一人で思い切り遊んだり、もう一人年齢高めで息子をわかってくれてるお子さんと同じサーバーにはいったりしています。
    「一人一人好きな遊び方も好みも違うもんね」などと伝え、気が合わないお互いに嫌な気分になりそうなのがやる前からわかっていたら、一緒に遊ばずに他のゲームにさりげなく誘うなどしています。
  • ロブロックス、スプラトゥーンを1人でやっている時に、
    タイミングは恐らく嫌なヤツがいる時、負けている時、通信環境が悪くスムーズにゲームが出来ない時に暴言を吐きます。
    「クソやろー」
    「死ね」
    「コイツ本気ムカつく」
    「つまんねーもうやめた!」(と言って途中で電源を切る)
    「イライラする〜」
    「タブレットが壊れてる」
    など。対応は基本放っておきます。
    タブレットやSwitchを乱暴に扱った時は、「そのタブレットはお母さんのだから乱暴に扱わないで!」などと言います。

暴言は言わない、把握していない

  • 暴言はまだ体験したことがないですが、何度も遊んで慣れてくると、ゲームが上手くいかない時に相手のイライラした雰囲気が伝わってくることがありました。相手に合わせていかなくてはならず、気を遣うので子ども自身が遊ぶのを控えるようになったケースはあります。
  • 暴言は具体的にはあまり把握していない
    仕事でいないことも多い、
    よろしくない言葉を聞いたときには、それは言われてどう?と問いかける

まとめ

いかがでしょうか?
お子さん一人ひとりの特性に合わせて声がけしたり、家庭で話し合ったりするのが大事そうです。

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ライター:中里祐次

Branch代表。早稲田大学卒業後、㈱サイバーエージェント入社。子会社の役員など約7年勤めた後にサイバーエージェントから投資を受ける形で独立。自分の子どもがレゴが好きで、東大レゴ部の方に会いに行った時に目をキラキラさせていたのを見てこのサービスを思いつきました。好きなことは、漫画やアニメを見ること、音楽を聞くこと、サウナ、トレイルランニング、かなり多趣味です。Branchの子どもたちに鍛えられて子どもが好きな遊びはたいていできるようになりました。

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