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学校とのやり取り:不安がある時に担任の先生に渡していたノート【実際のノート画像あり】

発達障害や不登校のお子さんやご家族が集うBranchでは、様々な課題について話し合われています。

今回はある保護者さんが提供してくださった「不安がある時に担任の先生に渡していたノート」について、実際の画像と共に、どのように学校とやり取りしていたか、まとめます。

目次

気持ちをノートに書いて担任の先生に渡す

保護者

学校に不安がある時に書いて担任に渡していたノートです。

小学校1年生のときのもの、3〜4年生のときのものです。
あと私が代筆することもありました。

緊張してうまく話せなかったのですが、話さなくてもノートを渡せば良いんだと感じてうちは安心していました。

だんだんと高学年では自分で話すことができてノートは使っていませんでした!(担任も理解があり信頼関係もあったため)

はじめは親が書いてあげても良いし、いきなり言語じゃなくても気持ちの温度計みたいに数値化(1〜5段階とか)して表現してもらうのも、気持ちを知りノートなどに書いたり、人に気持ちを伝えるきっかけになるかと思います!

担任は伝えてくれてありがとうって必ず言ってくれた

保護者

ありがとうございます!!
今は堂々としている○○くんも、不安があって気持ちを言えない時期があったのですね。

実際のメモまで、ありがとうございます! こんなに気持ちを言語化できたり、文にして書けるのはすごい!低学年にして既にハイレベル!と思ってしまいますが… なるほど、メモにはこんな使い方もあるのですね!

メモは人に伝えたいことを事前に整理するのにもいいし、読んでもいいし、読めなければ渡してもいいし、確かにいいですね。

お友達に連絡帳を見せてとお願いに行かせた時、学校に忘れ物を取りに行かせた時、結局何も言えずに困っていただけの息子に、メモを持たせれば良かったなあと思いました。

メモがあると思えば気持ちも楽になりそうだし、頭が真っ白にならなくて済みそうですよね。

繰り返していけば、少しずつ必要なことを人に伝えることができるようになるかもしれないという気がしてきました。

貴重なお話、大事な記録をシェアしていただき、ありがとうございました。参考にさせて頂きます!

最後の代筆のメモも、「朝はこの気持ち」という書き方が、すごいなと思いました。

気持ちは後で変わるかもしれないものだし、変わってもいいんだ、という余地が残されている書き方ですよね。 こんな風に丁寧に積み重ねてこられてきて今の○○くんがあるのですね。

勉強になります!ありがとうございます!

保護者

○○母さんと○○君のノートがとても気になっていたので、拝見できて嬉しいです。 これだけ文章で気持ちを伝えられるのすごいです!これなら相手にも伝わりますね!! 気持ちの温度計みたいなものはうちも書かせていました。

これだと正直に自分の気持ちを表現できますよね! こんな風に相手に伝えたい事をノートに書いて見せるっていうのいいなぁ。うちも参考にしてやらせてみようと思います。

保護者

そんなふうに言ってもらえて、息子のこと褒めていただけて嬉しいです!ありがとうございます。

とにかくこだわりが強く、見通しが持てず、不安もかなり強かったので癇癪も酷くて、小さい頃は暗黒時代でした。

でも気持ちを視覚化していくと、だんだん自分で気持ちがわかるようになったり、どんな形でもいいから伝えられるようになる気がしました!

そして子供の不安も減ると、色々表出の仕方やこだわり方が変わってくる気はします。

ちなみに担任は伝えてくれてありがとうって必ず言ってくれたり、横にお返事も書いてくれたので、息子は伝えることが嬉しくなったのかなと感じています。

気持ちは変化する! まさにそれです。朝はこうでも後からこうなるかも?とか気持ちの見通しを子供も感じられると楽になれると思います!

例えば朝嫌な気持ちでも、嬉しいことがあったから大丈夫な気持ちになった!とかいうことになります。 気持ちは良くも悪くも変えることができるということですね!
今は嫌とか不安でも、大丈夫とか安心に変わる未来もあることを、親子でわかっていくと、辛い時もまあ今はいいか!仕方ないか!と思えるような気もします

ノートは文章になっていますが、簡単に不安や疲れ、嬉しいことなんかも数値化でやりとりすることもたくさんありました

あとは顔のイラストで嫌とか嬉しいとか…そんな簡単なやり取りでも、伝える→わかってもらえるという体験は大きいと思います
まず手始めに楽しいことから視覚化して表現していくのが良いかもしれませんね! お子さんにメモを持たせれば良かった…それナイスアイデアですね。

息子のことが参考になって良かったです。

ぜひぜひやってみてください。

もしやり方につまづいたらいつでも一緒に考えますね。

保護者

人に伝えるのは言語だけじゃなくて、ノートでもなんだって良いですし、なんならジェスチャーとか手話とか、、パペットやぬいぐるみだと伝えられるとか、、自分じゃない誰かでも良いですしね

参考にしていただけて良かったです〜。

保護者

○○君のノート、小学生1年生の頃からこんなに上手に気持ちを表せるなんて、ただただ感心してしまいました。

ウチの息子(小2)は、我慢ギリギリでやっと気持ちを話してくれることもありますが、そうなると回復に時間がかかります。
良い時も悪い時も、日ごろから気持ちを感じ表現することを習慣にしておくといいんですね。まずは温度計から始めてみようと思います

保護者

ノートを拝見させていただきました。
○○さんの小さい頃の様子を少しのぞかせてもらったようで、なんだか嬉しくなりました。

ところで、このノートを見た担任の先生は「できない」を受け入れてくださいましたか?(実際にそのようにしてくださったでしょうか?)

保護者

ありがとうございます。

親が言ってるわけではなく、その日の子供自身の不安とかお願いなので、(子供の主訴なので)ノートに書いた言葉や気持ちはとりあえず必ず受け入れて受理はしてくれていましたよ!

やりたくないやれないにはOKにしてくれる先生や学校だから、ノートを渡すことにしたって要素もあるかもですね!

あとはもしこれノートに書いても先生は困るかな?って内容に関しては息子の負担にもなるし、話しが拗れたら不安もますます強くなるから、私が先生に直談判していたかと思われます!

ただ学校としては学校のことを何とかやれるためにどうしたら良いかって思われてる先生が多いので「一度は不安や気持ちを聞いてあげる、できないなら休む見学しよう」はしてくれた印象が強いです!

ただ場合によっては気持ちは受容したけど、この部分はどうしようか?とかこうしたらできるかな?こんな方法もあるよ!とかノートを渡した後に先生と話し合っていたこともたくさんあったかと思います!(先生と信頼関係あればできると思います。)

学校の先生を脅すわけではないですが、もし気持ちを一度も受理しないならば、やりたくないのに不安なままやらせるならば、もう二度と学校行きたくない!ってなってしまうくらいはちゃめちゃ繊細ですよ!!みたいな話しは親から事前にしていたと思います笑。

保護者

学校の様子を教えていただき、ありがとうございます。 気持ちを受け入れた上で調整や選択肢が出せる先生、神ですね。そういう先生が増えることを心から願っています。

保護者

うちは気持ちの温度計というよりか、気持ちの割合の比率を知るためにグラフや円グラフを書かせていました。今日は学校に行けそうかを確かめる為にも使ってました。

気持ちを受け入れ調整してくれる先生、素晴らしいですよ!なかなかいないです!

でも、○○母さんが的確に先生に伝えていたからこそ、先生が○○君に合う支援ができていたって事ですよね。そこが本当に凄いです。

フルで登校してないので引け目を感じてしまって、なかなか先生に伝えてずらかったりするので。

キチンと我が子に合う指導をお願いできる○○母さんを尊敬します!!
頑張って見習います。

保護者

グラフや円グラフ!なるほど〜。

割合の比率ってわかりやすいですね。

参考にさせていただきます! 先生に伝えづらいのわかります。

中学校が小学校よりどちらかと言うと難しくて。先生も感度がイマイチズレていたので、、色々失敗してしまった交渉もありました、、。

だから理解してくれる可能性がありそうな先生だったら色々試してみるのがオススメかもですね。

保護者

そうなんですよね…中学校の先生がイマイチズレているって激しく同意です!理解してくれそうな先生を見つけて色々やってみようと思いました。ありがとうございました。

保護者

わかっていただけて嬉しい。

のれんに腕押しってこのことかぁ、、とため息ばかりでした笑。

中学校ではわかってくれそうな保健室の先生や通級指導教室の先生にひたすら話したりしてなんとか伝えてもらったのですが、なかなか笑。

中学校はルールに関して徹底しすぎていて、融通があまりに効かなかったですね。

でも2年生にあがる前に副校長先生に来年の担任を指名させていただき、翌年から担任変えてもらいました。

見事2年、3年は指名した先生になり。きちんと話しは通じています笑。(とは言っても体調イマイチなので部分的にしか通えていませんが!)

なんでこんなに違うのか、、やはり経験だけではなく、何かどこか感覚がずれてしまう先生もいるのは事実ですねw

長々と失礼致しました。

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ライター/著者プロフイール

中里 祐次のアバター 中里 祐次 代表取締役

Branch代表。早稲田大学卒業後、㈱サイバーエージェント入社。子会社の役員など約7年勤めた後にサイバーエージェントから投資を受ける形で独立。自分の子どもがレゴが好きで、東大レゴ部の方に会いに行った時に目をキラキラさせていたのを見てこのサービスを思いつきました。好きなことは、漫画やアニメを見ること、音楽を聞くこと、サウナ、トレイルランニング、かなり多趣味です。Branchの子どもたちに鍛えられて子どもが好きな遊びはたいていできるようになりました。

会社概要

Company

社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


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中里祐次


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2013年11月11日


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