発達障害や不登校のお子さんが集まるBranchオンラインフリースクールでは、さまざまなお困りごとが話し合われています。
今回は最近話題にあがっていた「歯科検診、眼科検診」について。
見通しの立たないことが苦手なお子さんたちですが、保護者の方々が様々なやり方で頑張っています。
Branchオンラインフリースクールにて話し合われていた内容の一部を下記にまとめます。
小児歯科の先生が口の中に入れる器具ひとつひとつを見せたり触らせたりして娘との合意を形成しながら進めてくださった
娘の視力が落ちてきてしまったようで、検査を受けさせたいのでお知恵をかしてください。
先日、近所の眼科に連れて行ったのですが、未知の経験に対する不安が大きいためそれはもう全力拒否の大騒ぎで、きちんと検査が受けられませんでした。
こうした不安や緊張は不登校になってから初めて出てきたもので、私もまだ対処がわからず無理をさせてしまったと反省しています。
実はその眼科の直前に歯科に、こちらも検診のため行ったのですが、そこでは小児歯科の先生が口の中に入れる器具ひとつひとつを見せたり触らせたりして娘との合意を形成しながら進めてくださって、とてもスムーズに終えることができました。
やはり娘の場合は検査内容の軽重よりも、予測不能な事態に対する警戒感の影響が大きいのだと思います… 同じように不安が強いお子さんは、視力検査のときどんな声掛けや工夫をなさっていますか?
また、もし都内近郊でお勧めの眼科などあれば教えていただけると嬉しいです。 よろしくお願いします!
参考までですが、3歳児健診で目の検査があるので、保健所など、お子さんの健診をやっている部署で、不安にご理解がある小児眼科さんを教えてもらえるかもしれません。
うちも夏に歯科検診と眼科検診に行きました。
歯医者さんの方はずっと通っている所で、○○さんの所と同じで器具を説明してくれたり、触らせてくれたり、子どもがその気になるまで待ってくださるのですんなりいきました。
眼科は初めていく所で、機械や道具が出てくるたびに「これなに?!」「痛くない?!」と騒いでいました。
お医者さんや看護師さんが優しく、痛くないよ大丈夫だよと説明し、何とか終わることができました。
眼科は私も通っている所で、お医者さんと看護師さんが優しい雰囲気で、いつも結構空いている(うちの子は待つのが苦手です)と知っていたので、ここなら大丈夫かな?と思って連れて行きました。
歯医者さんの方は、美容師さんが、あそこのお医者さんはすごく優しいと教えてくれた所です。
すみません、声かけや工夫は特にないのですが… ご近所の子育て中の方なら、子どもが行きやすい眼科情報を持っていたりするのかなあと思いました。
こんにちは。現在小4の息子は、遠視性弱視で2歳未満から眼科に通っています。
そこは、かかりつけ小児科の紹介で行ったので総合病院なので紹介状なしではいけないのですが、総合病院だといろんな子供がくるので先生やスタッフさん(検眼してくださる人)が恐怖心のある子供にとてもなれていて、とても助かりました。
うちの息子が、視力検査で嫌がるのが、機械を覗くと絵が見えるものです。
あれが怖くて、今でも渋りますが「展望台でみた望遠鏡と同じだよ。何が出るかな。風は出ないよ(時々風が出るものがあって、大人でもちょっとびっくりしますよね)」と言って、なんとかできるようになりました。
親としては一回の受診で全て必要な検査はやってしまいたいところですが(待つし、自分が仕事を休んだり・・)、2回目以降は場所にもなれてくるので少しずつ変化があるかもしれません。
新しい眼科が見つかった時は、事前に場所に行くのは難しいかもしれませんが、内部の写真はインターネットのサイトに載っていたりするので、みておくと少し恐怖心が薄れるかもしれません(やっていたらごめんなさい)。
「恐怖心の強い子は、とにかく予告すること」だといつも小児科の主治医に言われます。私は、つい忘れてしまうのですが^^;
同じような事情で眼科を探していたとき、実は曜日によって大学病院で障害を持つ子供の眼の手術をやっているという女性医師をたまたま見つけてそこに通っています。
検査技師の方もそういう子が多いからか慣れている印象でした。
たまたま見つけたのですが、なかなかそういった情報にたどり着くのは難しいですよね…。
ちなみに歯科は同じようなお子さんを持つママ友にどこに通っているか聞いて、おすすめされたところにまずは電話をしてみました。
口の中を触られるのが超絶苦手なのですが、そういう子供は見てもらえますか?と。
今通っている歯科はこの質問で受付の方が何かを悟ってくださり 笑、個室が必要かや、どんな配慮があれば通いやすいか聞いてくださり感動した覚えがあります。
まずは電話してみるのは一つかもしれません。
療育センターのような発達相談のできる病院が週に1度だけ眼科も開いているということもあったりするので、もし行けそうなところにあるならそういう眼科も通いやすいかもしれません。
あとうちが病院にいくときは、カレンダーに病院に行くことを書き入れ、当日の予定も書いて一緒に貼っておくことで、心づもりをしてもらっています。
当日の予定は眼科なら、
1.受付
2.待合室で本を読んで待つ
3.呼ばれたら部屋に入る
4.風の当たる検査
5.片目を隠してcのあいているところを答える検査
6.診察
7.会計
8.おやつを買いに行く
みたいな感じでしょうか。
5番などは、うちはあと何回答える必要があるのか気にするタイプなので、飽きてきたなと、検査技師さんも分かるほどの態度になってきたら、あと何回ですか?って聞いて、それで終わるようお願いしています。
親としてはできれば1度で終わって欲しいのは山々なのですが、もし本人から今日はここまでが限界だという意思表示があれば、そこまでにして帰り、出直しています。
ご褒美は何がいいかは本人にお店を事前に選んでもらったりしてモチベーションを高めたりしてます。
皆さんが良いお答えをされているのでもう十分かもしれませんが…
○○さんも書かれていたように、事前にどんな検査があるのか、漫画とか動画とかでイメージしていくのもいいかな、と思いました。
例えばこんなのとか。
https://youtu.be/PY_oKsGFWlQ https://dailyportalz.jp/kiji/160308195883 https://youtu.be/Wja5X7Yb6N8
https://youtu.be/1NAxVo8mHEE
大人の私でも、中から空気がプシュっと出てくる眼圧検査は毎回緊張しますが、この検査には意味がある、健康を守るために大事、と思うから、じっと目を見開いて耐えています
検査する意味や目的も分かると頑張れるかもしれないと思いました。
Cマークの検査の表はダウンロードできるサイトがたくさんあるので、もしされたことがなければおうちで練習なさってみるのもいいかもいいかもしれませんね。
それでも難しければ、親もいっしょに受けてみるとか、親が受ける様子をただ見る日を設けてみるとか?(…と、思いつきで書きましたが、かえって大変かしら) 不安な気持ちに寄り添ってくれる優しい先生に出会えるといいですね。
まとめ
歯科検診や眼科検診そのものよりも「未知のものへの恐怖」が強そうです。
見通しが立つように情報を先に見てもらったり、現地でも先生に教えてもらいながら、先の見通しを持ってもらうのが良さそうです。
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