子どもが不登校になると、学校や地域のコミュニティと繋がる機会が少なくなります。
そんな時、同じ不登校の子どもを持つ保護者同士が集まる「親の会」に参加される方も多いのではないでしょうか。
ここでは、不登校のお子さんを持つ保護者の方を中心とした親の会について、実際に参加している方の体験談を交えて紹介します。
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下記の内容が分かります◎
- 子どもが「学校行きたくない」と言い出したらどうするか?
- 学校への合理的配慮の依頼方法
- 母子分離はどのようにできるようになったか、保護者インタビュー集
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不登校親の会とは?
不登校親の会とは、不登校の児童生徒の保護者の方を中心に、情報共有や交流を目的として構成された自助グループのひとつです。
地域に根差した親の会が多く、地域の不登校に関する情報共有をしたり、実際に会って交流したりすることができます。
また、LINEのオープンチャットやオンライン上での親の会もあり、地域を超えた関わりを持つことができる会もあります。
参加者や活動内容について
続いて、不登校親の会の参加者や活動内容などを紹介していきます。
親の会の参加者
不登校親の会のメンバーは、不登校の子どもを持つ保護者の方や、過去に子どもが不登校だった保護者の方がメンバーの大半を占めています。
また、不登校の子どもを持つ保護者の方に限らず、登校渋りや発達に特性のある子どもを持つ保護者の方が参加している場合もあります。
加えて支援者や、地域の議員、また教育関係者が参加していることもあります。
規模も様々で、特にLINEのオープンチャットを主体とした親の会では100名を超える大規模なものもあります。
活動内容
親の会での活動内容は多岐に渡ります。
保護者同士の情報交換や交流がメインの活動となりますが、中には地域の議員や行政担当者と連携して意見交換する機会があったり、子ども同士が交流できるイベントを開催したりすることもあります。
会によって活動内容は様々ですが、以下に、Branchの保護者の方が参加している親の会の活動内容を一部紹介します。
- 情報交換(小学生中学生高校生など、年代で分かれた小部屋もあります)
- 茶話会、食事会、交流会
- イベント実施
- 子どもの好きなことで集まるサークル活動(ゲーム会デジタルイラスト会ポケモン交流会)
- 地元の議員や行政担当者との意見交換
- 保護者の経験などを配信するライブトーク(不定期開催)
- オンライン勉強会
- アンケート
- 地域の不登校居場所親の会をまとめた冊子制作
親の会に入る前に確認しておいたほうが良いこと
会費や、義務の有無、主催者は確認しておくと安心です。
また、活動場所や頻度、会の雰囲気なども見学等を通じて確認できるといいですね。
ご自身のニーズを明確にしておくことも大切です。
会費や義務の有無
主催者活動場所、活動頻度、雰囲気
ご自身のニーズ
不登校親の会に参加するメリット
親の会に参加することで得られるメリットには、どのようなものがあるでしょう?
実際に親の会に参加しているBranchの保護者の方のコメントと共にご紹介します。
地域の情報が得られる
親の会に入ってみてよかったことは、地域の情報を得られることかなと思います
同じ地域の公立学校でもやっていることが違うことが分かったり、不登校だと学校との情報共有が難しくなる面がありますが、親の会の方から情報を得ることもあります
地域の病院や療育施設、フリースクール、通信制高校などを体験した方からの感想も参考になっています
子供が不登校になると、親も同様にひきこりがちになり、同じ学校の保護者と交流する機会が減って情報収集が難しくなるが、そんなところをカバーしてくれる
行政に働きかけている保護者さん、議員さんが、当事者の声を吸い上げる機能も果たしている(フリースクール補助金にかかる署名活動、中学校制服の見直しなど)
学校によって対応が異なるので、「〇〇小学校ではこのような対応をとっているようです」と、学校との交渉材料が得られる
ちょっと先の進路情報や経験談に触れることができる
LINEオープンチャットの親の会に、リアルで「親の会」を主宰されている方も所属しているため、それぞれの親の会の情報(お話し会の日程やイベント情報など)も集まってくる
仲間づくり、孤独の解消、気持ちの安定
オンラインなので気軽に参加できる
匿名なので発言がしやすい
ちょっとした愚痴でも、共感してもらえる
悩んだり憤りを感じたりということが私一人だけでないことが分かると気持ちが少し楽になりました。
地域に同じように悩む家庭があると知ることで安心感がうまれた
(学校は個人情報を理由に同じ学校にいる他の不登校児童の情報を教えてくれないし、子どもが学校に行かないと他に不登校児童がいるのか分からないので、「うちだけでは…」と思ってしまいがち。
不登校が増えているって聞くけど、どこにいるの~?が解消された)
不登校になると孤独になりがちで、判断に迷うこと、さまざまある中でいつでも話せる友人がいることは私は安心材料の一つになっています
親の会の役割ってそういうところにあるのかな~と思います
不登校親の会の探し方
親の会を探すには様々な方法があります。
まずはインターネットでの検索が最も手軽な方法ではないでしょうか。
ご自身のお住いの地域名を入れてキーワード検索をしても良いですし、下記のようなポータルサイトで検索することもできます。
また、お住いの市区町村や、お近くの子育て支援センターなどで親の会について教えてもらえることもあります。
学校やPTAが主催している親の会や、クリニックが主催している親の会もありますので、問い合わせてみても良いでしょう。
「親の会」としてのBranchオンラインコミュニティ
Branchオンラインコミュニティで行われていること
Branchオンラインコミュニティには「保護者チャンネル」という保護者の方専用のチャンネルがあります。
この「保護者チャンネル」は親の会によく似た役割を持っています。
実際の活動をいくつかご紹介します。
- オンラインでのチャットでの交流
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不登校や発達の特性に関する質問や相談、情報共有だけでなく、雑談や趣味の話など、保護者の方にも自分らしく楽しんでもらえる場所があり、たくさんの話題が行きかいます。
- オンラインでの保護者会
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オンラインコミュニティで話題になっていることや保護者さんのニーズに沿って、毎月テーマを設けて保護者会を開催しています。
▼これまでに開催されたテーマ
- 中学卒業後の進路
- 親子分離不安 など
- ワークショップ
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ワークショップ形式で、テーマに沿って話し合ったり意見交換したりしています。
▼これまでに開催されたテーマ
- 子どもの良いところ探し
- 子どもへの声かけ方
- 保護者さん自身のメンタルケア など
- オフ会
-
Branch主催のオフ会はもちろん、保護者さんが自主的に企画するお出かけ会やランチ会、また、大人だけのお茶会が開かれたこともあります。
上記は一例で、他にもさまざまな交流が行われています。
Branchオンラインコミュニティは、完全匿名制で利用できるので、リアルのコミュニティではなかなか相談しづらい家庭の事情やお悩みなどについてもざっくばらんに相談できる気軽さがあります。
日々の活動内容やイベントの様子などは、こちらでも詳しく紹介しています。
よかったらチェックしてみてください。
Branchオンラインコミュニティが目指すもの
Branchオンラインミュニティは、利用者の方にとってこんな場所になりたいと考えています。
- 安心して気持ちを吐露できる場
- いつでも分からないことを質問できる場
- 否定や排除をしない、お子さんの「好き」で繋がる家族の居場所
そのために、Branchとして、簡単なグランドルールを設けています。
- 1人ひとりのありのままの気持ちを受け止めます
- 子育てに関する経験や情報を共有し、各々がヒントになりそうなことを選んで活用します
- 初めて参加される方、慣れない方もあたたかく迎え、みんなでサポートし合います
明るくあたたかいシェアと共感のコミュニティ
Branchは、シェアと共感を大切にした、明るくあたたかい雰囲気のコミュニティです。
皆が安心して交流できる場になるようにグランドルールを設けてはいますが、この雰囲気は、参加している保護者の方が作ってくれたものです。
新しい場所に入っていくことは、子どもだけでなく、大人も緊張するものです。
また、様々な問題を抱え、傷ついた状態で入ってくる方も少なくありません。
参加している保護者の方も、ご自身の経験から気持ちが分かるからこそ、新しく入ってきた方をあたたかく迎え、気持ちに寄り添う雰囲気が作られています。
Branchにはお子さんの年齢、性別、抱えている悩みや困りごとなど様々なバックグラウンドを持つ方が集まっています。
だからこそ、自分一人では知りえなかった情報にたどり着けたり、解決できなかった悩みの糸口が見つかったり、共感してもらうことで気持ちが楽になったりと、互いを認め助け合う関係性が築かれています。
そういった意味で、Branchもまた、親の会に似た役割を担っているのではないでしょうか。
終わりに
全国には、多くの親の会があります。
地域の親の会だけでなく、オンラインでの大きな集まりもあり、活動内容も様々です。
ご自身のニーズに合った親の会に参加すると、情報面でも気持ちの面でも強い味方になってくれそうですね。
地域ならではの狭いネットワーク、
オンラインならではの全国規模の幅広いネットワーク、
どちらにもそれぞれの良さがあるので、複数の場所に参加してみて、自分に合った「親の会」に出会えるといいのかなと感じています
「好き」で安心とつながりを育むサードプレイス
この記事を書いているBranchは、不登校・発達障害のお子さま向けの「学校外で友だちができる」Branchコミュニティを運営していて、以下のような特徴があります。
- 「学校行きたくない」という気持ちを抱え、家族以外の人との関わりが減ってしまった不登校のお子さま達が自分の「好きなこと」をきっかけに安心できる居場所や、友達ができるようなサービス。
- NHKや日テレなど多くのメディアにも紹介され、本田秀夫先生との対談や、厚生労働省のイベントの登壇実績もあり、サービス継続率は約95%以上。
- 小学校低学年のお子さまはもちろん、どんな子でも楽しく参加できるようにスタッフがお子さま一人ひとりに寄り添ったサポートを徹底。
Branchコミュニティは1ヶ月無料体験ができるので、ご利用を迷われている方は一度お気軽に無料体験予約をお申し込みください。
また、不登校や発達障害に関する情報を日々シェアしているLINEも運営しております。こちらも無料ですので、よろしければご登録ください。