Branchオンラインコミュニティでは不登校に関する相談がたくさん寄せられます。
その中で「上の子が不登校になってから、下の子も学校に行き渋るようになった」というきょうだいならではのお悩みがあります。
今回はそういった「きょうだい児の不登校」について、Branchオンラインコミュニティで話題にあがった内容から対策を考えていきます。
長男に引きずられて長女も学校へ行き渋りだしました
長男(小5)がGW明けから不登校になったのですが、それに引きずられて
長女(小3)もたまに学校へ行き渋る日が出始めました。
今はまだそんなに頻度も多くなく、週に一日程度なのですが、 長女は特に学校生活自体に問題を抱えているわけではなく、たんに長男が家で過ごしているのが うらやましい(&少しさびしい)だけではないかと推測しています。
きちんと学校に通えるなら通ってほしいとは思うのですが、長男には「学校に行かずにホームスクーリングで過ごすことも ひとつの個性だし問題はないよ」と家族全員の前で説明してきている手前、長女だけに対して「ちゃんと学校へ行きなさい」とも言えません。 こういう場合、皆様はどのように子供と接しておられるか、ご経験のある方がおられましたらお話をお聞かせいただけますと幸いです。 宜しくお願い致します。
こんにちは!どうぞ宜しくお願いします
小5息子、小2娘は学校を楽しいと思えなかったので、同じ経験があるわけではないのですが、学校生活に問題がなく、お兄ちゃんが家に居て羨ましいだけでしたら、「学校休んで家にいてもいいんだよ」と伝えても、そのうち学校に行き始める気がします
子どもは自分が楽しい!と思える方を選ぶのかな、となんとなく思っています。 似た経験をお持ちの方はいらっしゃると思います!
はじめまして! ホームスクールで過ごすことも問題ないよとお子さんに伝えておられる事、素敵だなと思いました
現在小5の次男が2年ほど前から完全不登校です。そのため、2歳上の長男が質問者さんの娘さんと似たような反応をしました。
うちの場合、結局長男も完全不登校となりました。参考になるか分かりませんが、当時の事を記してみます!
長男はもともと学校が苦手でしたが、たまに休みながらがんばって行っていました。次男が家で過ごすことになると、やはり長男の休みたい頻度も格段に増えていきました。
いつまでも休みたい長男を連れて学校へ向かう途中「なんでオレだけ学校行かなきゃいけないの?」と云う長男に私は「弟と君の問題をごっちゃにしたくないと思ってて。兄弟でも別々の人だから。弟と違って君は学校にお友だちがいて、元気が出ればまた登校できてる。だから一緒に行こう。」と言っていました。
でも、今考えたら私がそうしたかっただけで、長男の話をあまり聴いてあげられてなかったなと思います。「行きたくないんだね。弟が家で休んでるのに、自分だけ苦手な学校へ行くのは変な感じがするよね。」と、共感しながら本人の話をしっかり聴いてあげられてたら、よかったなと反省ばかりです。
そんな時を1年ほど過ごしました。その後、長男は仲良しのお友達によくイジられていたり、発達特性のため周りと同じように出来ないことで苦しんでいた事がわかり、ホームスクールに切り替えました。
結果的に兄弟とも完全不登校となり、子どもの声をもっと早く拾ってあげられていたらと悔やまれることばかりですが、今はその反省を活かして過ごすだけだなと思っています。
わが家の話を長々とすみません!質問者さんの娘さんも、もしかしたら頑張っている事を認めて、共感して欲しかったりするのかな?とか思ったりしました
子どもも時には有給欲しいですよね。笑
Branchでは、不登校・発達障害があるお子さま向けに、安心して過ごせる居場所として、「学校外で友だちができる」オンラインフリースクールを運営しています。
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こんにちは。よろしくお願いします
我が家は小3息子(小1から行きしぶり、小2の6月から完全不登校)と、年長さんの娘がいます。
去年まであれ?お兄ちゃん学校行かないの?と思いながらもまあまあ楽しく行っていた娘も、年長に上がり、小学校への準備期間モードへとクラスの雰囲気が変わったことも影響してか、行きしぶりが増えました。
今は週1、2回行けるかな?です。
私も丁度困ったなぁと思っていたところで、なんの参考にもならないとは思いますがコメントさせて頂きました。
大きな問題はなくとも、学校に行くということ自体頑張ってますし、羨ましいも寂しいも素直な当たり前の気持ちですもんね。うちはお兄ちゃんずるいが大半だと思います(笑)
とはいえ、それでも大きな理由ないなら行って欲しいなぁ、、、とは思っちゃいます
私はと言いますと、自分の中に下の子も不登校なってもいいや!と思う心の準備(修行)中です。そうすればどっちに転んでも受け止められるかなと。というより、上の子の受け入れもまだまだだったんだなと、下の子も行きしぶることで改めて気付かされたところです。
うちも似たようなことありました。 上の子が不登校気味になったとき、2学年下の子もいきたくないと言い始めました。
あなたもなのね…(ママはもうむり 泣)と正直思いました。
上の子には休んでいいと言っているので、あなたは行って、とは言えず。
大変ですが、下の子との個別の時間をとるようにしていました。 一緒にお風呂に入るとか、ちょっと買い物に行くとき誘うとか。 明日学校休んでもいい?と聞かれた時は、行かなくてもいいけど、ひまかもよーみたいな話はしてました。
結果、たぶん、私を試していた感じで、休むことはなく、 まだたまに聞かれることはありますが、同じ答えをしています。 付き添いをしていたので、学校の中をよく見てきましたが、なかなか理不尽なことも多いです。
上の子と同じように学校が合わないということであれば、2人とも不登校は受け止めるしかないかなと思います。 2人で遊んだりしてプラスの面もあると考える、かな。
親は本当に大変ですけど。 ここで吐き出すなりして、溜め込まないように、お互い体には気をつけていきましょう!!
こんにちは。 我が家も心揺れながら模索中です。
長男(小6)が昨年末から完全不登校、次男が幼稚園年長です。
次男から
なんで、学校に行かなくなったの?
なんで、ゲームそんなにしていいの?時間が長すぎる!不公平!
なんで、習い事行かなくなったの?
なんで、塾やめたの?
と、かなり質問されました。
歳が離れていて幼いためにどのくらい理解できるかなーと言うところもあったのですが、
あなたとお兄ちゃんは別々であること。それぞれその時にそれぞれがやることをやる。
お兄ちゃんは今、見た目ではわからないけど、風邪をひいちゃった時みたいに具合が悪く辛くなっちゃったの。
具合が悪かったら学校も幼稚園も、誰でもお休みするよね。 またもしかしたら元気が出て、学校に戻るかもしれないし、違うところに行くかもしれないんだ(今はフリースクールにも少し行っているので、違う学校には時々行けるようになったんだよ)と伝えています。
兄弟がつられるのは自然なことですが、できたら下は行かなくならないようになってほしいというのも実は本音です。
下の子と2人きりの時に、 あなたはよくやってるよねって抱きしめたり、登園送迎時にこれはね、朝出られたから特別だよー秘密だよってラムネをひとつ口に放り込んだり、習い事の送迎の時にあなたの頑張りよく見てるよー!!今日も楽しそうにやってたね嬉しかったなって過剰にならない程度に声かけたり、秘密の17アイスしてます。そういう特別なプチご褒美で今のところはもっています…。
ゲームも弟の帰宅後は一度、決まった時間を兄から譲るようにしています。
長男は長男で2人の時に特別だよーって同じこと(秘密のプチご褒美や、秘密だけどあなたが1番だよって声かけ)するんですけど
あとは本人の気持ちを最後は大切にしたいとは思ってます。
難しいですよね。 いい回答にはなってないと思いますがこれがうちのやり方です
わたしも皆さんの事も参考にさせていただきます!!
こんにちは。 質問者さんの息子さんへの言葉がけ、とっても素敵だなぁと思いました
兄妹の対応って難しいですよね〜
私も日々迷ってます
うちには小3息子と年長の娘がいます。
あまり参考にならないかもしれませんが、我が家の話を書きます
昨年末、娘が「お兄ちゃんは学校行ってないのに、なんで私だけ幼稚園に行かないといけないの?お母さんは私が家にいない方がいいの?」と言ってきました。
その時は、「行きたくなかったら行かなくて大丈夫だよ」と声をかけながらも、内心は幼稚園楽しそうだし平気じゃないか?と思ったり、これから2人もホームスクールでやっていけるか私自身が不安で押し潰されそうでした。 息子の時に学んだはずなのに、娘にもあれこれ理由をつけて登園をさせようとした挙句の果て大荒れで、月の半分の登園になり、今は月1.2回です。
少し気持ちが落ち着いてから娘がぽつりぽつりと幼稚園での困り事を話すようになりました。
娘は母子分離不安もなく、しっかり者で普通に登園していましたが、平気なように見えて全然平気ではなかったようです。
児童精神科の心理検査では、傷つきやすい自分を守る為に平気なふりをしてる、家族の助けを必要としていると言われました。
なので今は娘の話を沢山聞いてあげるようにして、ホームスクールをしています。
なんか…うちだけかもしれませんが女の子ってすごく複雑じゃないですか? 幼稚園やめれば?と退園経験のある息子に言われてたけど「やめない!男の子とは違うの!」と娘が言い放ってました
皆さん同じような状況の方も多くて、参考になります
便乗して長々と気持ちを吐き出してすみません。
はじめまして、こんにちは。
うちも同じような悩みを抱えています。 貴重な質問投げかけありがとうございます。 皆さんの投稿読んで、こんなにも悩んでいる人がいることに心強く感じました。(昨年度の担任には理解してもらえなかったため)
小2長男、小1はじめから強い登校渋り→今年2月から不登校。 小4長女、登校中。
うちも長女から「ずるい!ゲーム時間が多い!」の声が多発。
心理士先生に相談したところ有給休暇としてたまには欠席して良いことにしては?と教えて頂き、長女にも休みたいときは欠席して良いよと伝えてあります。
誰にでも得意、不得意があるから何か困ったことがあったら相談してねと伝えたところ 「学校まで歩く(徒歩15分)のが辛いから一緒に行って欲しい」と。
毎朝、母子で向かってます。 習い事も出来るだけ送迎して長女と2人きりの時間を持つようにしています。
ただ、はたから見ると、1人は不登校、1人は送迎で過保護に見られるようです。 近所のママからなぜ送迎しているのかと質問あり。
習い事の先生からはもう小4なので一人で来させては?と。「ヘリコプターぺアレント」の記事がlineで送られてきて凹んだばかりです。
娘は1度学校を欠席しましたが、授業が分からなくなるのは嫌だと言うのでオンライン授業をお願いしました。
たまたま担任の先生がクラスの後ろにタブレットを置いて放映してくれたのでみんなの様子が見れて「友達に会いたいから、明日からは行く」と。
それ以降は欠席していませんが、今度の個人面談では娘も葛藤している旨を担任に伝えるつもりです。(先生によりご理解に差があるため、校長、副校長にも一応簡単に伝えてあります)
ゲームなど電子機器類は学校が終わる時間までは禁止して一応公平感を保っています。(フリースクールの日は自由になっていますが) うちもいつどうなるかわかりません。
私も揺れ動いていますが、声掛け多く、二人きりの時間を増やし、各々の気持ちに共感するようにしています。
長々失礼しました。皆さんのお話、とても参考になります。
みなさんの投稿すごく参考になります。
わがやは小4息子と3歳娘。
息子が中1になる時、娘が小1です。
兄の不登校は、隠してはないものの、まだちゃんと説明してはいない感じで、 娘は保育園児ですが、3歳ながら兄はどうやら学校に行ってないらしいと勘づき始めており(すごい)。
年齢差があるだけに、娘が登園/登校しないとなったら、やりたいことや行きたい場所が全然違うのでサポートの難しさを感じるのと、仕事のこととかも考えると…正直震えます
休みたかったら休んでいいよ、と言ってあげられるように、 心と環境の準備をしておかなくては…と改めて思いました。 貴重なお話たくさんありがとうございます
みなさま。 沢山のコメントやアドバイス大変ありがとうございました。とても参考になりました。私もいざとなったら二人とも不登校になったとしても受け止められるように、自分の心の準備も進めつつ、まずはなるべく娘の話にも耳を傾けるよう意識して、一歩ずつ進んで行けたらと思います。
不登校児のきょうだいはどんな気持ちでいるのか?
まとめるときょうだい児はどんな気持ちでいるのでしょうか?
- なんとなく、「なんでお兄ちゃんは行ってないんだろう」と疑問を持っている
- お母さんやお父さんの時間を多くもらってるのがズルい。私のことももっと気にかけて欲しい。
- ゲームやYouTubeなどの時間を自分より多くもらってるのがズルい
- 本当は自分も「学校行きたくない」
他にもあるかと思いますが、大きく分けると上記のような気持ちなのだと思います。
どんな対応を取れば良いか?
そんな時に、実際はどんな対応を取っていけば良いかまとめていきます。
- 下の子(もしくは上の子)からもしっかりと話を聞く。もっと自分のことを見て欲しい、話を聞いて欲しいと思っているだけの可能性もあります。
- 「○○も行きたくなくなったら行かなくてもいいよ。」と伝える。2人が公平な立場なんだよ、ということを明確に伝えるのは大事です。
- 学校に行っている下の子(もしくは上の子)とも個別の時間を作る。更に二人っきりの時に内緒でご褒美あげたり、褒めたり、甘えられる時間を作る。
- 「ゲームの時間(YouTubeの時間etc.)が長くてずるい!」と下の子(もしくは上の子)から言われている場合は、2人とよく話し合い公正なルールを決める(一方的に決めない)。
まとめ
対応方法としては上記書いた通りになりますが、まずお母様お父様が「2人とも不登校になったら、自分が大変」って思いますよね。ご両親の仕事にも関わる話だと思いますし、非常に難しい問題をはらんでいるかと思います。
お子様のことだけではなく、ご自身の体調や生活のことも考えて周りの人や公的機関も頼って行きましょう。
発達障害や不登校の子の「友だちができる。安心できる居場所」とは?
Branchでも1つの解決策として、不登校・発達障害があるお子さま向けの「学校外で友だちができる」オンラインフリースクールを運営していて、以下のような特徴があります。
- 同じように「発達障害」や「不登校」で悩まれている保護者の方達がお悩みや困りごとを相談できる安心できるコミュニティや、家族以外の人との関わりが減ってしまった不登校のお子さま達が自分の「好きなこと」をきっかけに安心できる居場所や、友達ができるようなサービス。
- NHKや日テレなど多くのメディアにも紹介され、本田秀夫先生との対談や、厚生労働省のイベントの登壇実績もあり、サービス継続率は約95%以上。
- 小学校低学年のお子さまはもちろん、どんな子でも楽しく参加できるようにスタッフがお子さま一人ひとりに寄り添ったサポートを徹底。
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気になった方は、過去の記事もぜひご覧ください。