発達障害や不登校のご家族が集まるBranchでは、発達や不登校についてたくさんの話し合いがされています。
今回は「子どもがネガティブな発言をした時にどんな対応をすればいいか」です。
特に学校に行っていないお子さんの場合、他の子と比べてしまい、ネガティブな発言をするタイミングが多いです。
それを聞く保護者の方も辛いですよね。
そんな時、どうすればいいのでしょうか。
子どものネガティブな言葉にどう声がけをすればいいか分からない
最近、小3息子が中1の兄に対して、夜中にゲームしたりするのを見てズルいズルいとなげきます。
「一緒にやったらいいよ、怒らないよ」と伝えてみましたが、子供だから寝ないと目も悪くなるしだめだ、お兄ちゃんは大人だからいいんだ、と弟は言います。
そして嘆く… そして私は聞いてみてしまいました。
「大人になったら夜も起きてやっていいの?」
「僕はずっと3年生のままだ、大人にはなれない。学校行けないまま中学校もこのままずっと行けないんだ」
なんと返していいのかわからず、学校行ってなくても小学校も中学校も卒業できるから大丈夫だと言いました。
私は人の気持ちを察するのが苦手で、声かけも上手くできません。
毎日ゲーム三昧の息子が思っていることを聞いて、何もしてやれないことや声も上手くかけられず。 突然のぼやきを発信してしまいましたm(__)m すみません。
お子さんからこのような事を言われた親御さん。
きっと辛い思いだったと思います。
お子さんがネガティブ思考になっている時にどのような対応をすればいいか
では、そんな時どんな対応をすればいいのでしょうか?
Branchの保護者の方々の声をまとめます。
ネガティブ思考になる時間が決まっている。にこにこ見守る。
私も毎回なんと返せばいいか、わからないことだらけです。声かけって難しいですよね。
息子はネガティブ思考満載。「暇すぎて死にたい」「悲しい思いがする」とよく言っています。そうなんだねと返しても、「そうなんだね、じゃない!」と怒られたり。。
最近はそうなる時間がほぼ決まってる気がして、「死にたくなる時間帯なんだね」「夕方って悲しい気持ちになる人、けっこういそうだね、赤ちゃんも夕方よく泣いてるし、、」なんて返してみたり。。
息子はただ対話がしたいのかなぁとも感じています。
以前、○○さんとお話した時の「にこにこ見守る」というワードが頭に残っていて時々自分に言い聞かせています。言葉でなくても、安心できる空気を漂わせておくようなことはできそうかなぁ、、と日々修行中です。
苦しい胸の内を少しずつでも言語化していくことは悪くない
私も声かけが下手で、子供に気の利いたことをうまく言ってあげられず、不甲斐なく思うことがすごくよくあるので、○○さんの投稿を読んで身につまされ、胸が詰まる思いでした。
お話を読ませて頂いた範囲の想像ですが、この場合、○○さんの声かけが悪かったわけではなくて、お子さんが日頃から思っていたことがあって、それがたまたまのきっかけで出てきたのかな、という感じがしました。
お子さんが苦しい胸の内を少しずつでも言語化していくことは悪くないんじゃないかな、と思います。
それを聞く方も辛いけれど、その中でお子さんの間違った思い込みとかを少しずつ解きほぐして、気持ちを楽にしてあげられたらいいですね。
そのまま受け止め、どーんと構えてたら、最近は、言わなくなってきた
ニコニコ見守る、覚えていただいて嬉しいです。
毎日聞いてる、石田勝紀先生と、スピードスケートの勅使河原郁恵さんとの対談で、出てきた言葉です。
それ以降、石田先生は、ニコニコ見守るをキーワードにされてます。
私も過去は、心配しながら見守るだったなと思います。 ニコニコ見守るを心がけてると、なぜだか、少しだけ私の気持ちも上を向きます。
うちもネガティブ&アマノジャクなので、、、、 子供の生きていたくない、 現実世界はつらすぎるの言葉は、、そのまま受け止め、どーんと構えてたら、最近は、言わなくなってきました。
言うことを否定しない。ただただのんびり過ごす。
不満やわがままって、どんな相手にでも言えることでは無いと思っていて。吐き出せているのは、素晴らしいなと感じました。言われる方は辛いですけれど。
投稿を読んで、現在小5の次男が完全不登校となった小3のときを思い出しました。 夜な夜な「勉強してないから将来が不安…」と言って泣いていました。 当時は親の私も不安が強く、「そっかそっか」と抱きしめることしか出来なかったです。声かけって難しいですね。
そのときは、彼の言うことを否定しない事だけ気をつけていた気がします。
ただただのんびり過ごした結果、現在は少しずつですがやりたい事も出来てきました。 言葉にできないだけで、子どもはいろんなことを考えているんだなと感じます。
親の不安も尽きませんが、どんな時も味方だよと伝えられたらと思っています。 まとまり無くてすみません!
保護者自身が元気で、お子さんをそのまま受け止められるかが大切
ご家庭によって、様々な対応方法があります。
大事なのは「うまく言おうとしない」で、「その気持ちをそのまま受け止め」「あなたの味方である」という姿勢を見せること、かと思います。
結果がすぐに出ないことですので、保護者ご自身のメンタルが元気がどうかが大切です。
保護者ご自身が元気で、お子さんの辛い心境を冷静に暖かく受け止められる状態かどうかが大切だと思います。
保護者の方のメンタルについてはこのような記事があります。
・子どもを見守る、母親自身の心身ケアについて – Branch保護者会レポート
発達障害や不登校の子の「友だちができる。安心できる居場所」とは?
Branchでも1つの解決策として、不登校・発達障害があるお子さま向けの「学校外で友だちができる」オンラインフリースクールを運営していて、以下のような特徴があります。
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