不登校のお子さんを持つ保護者の方が頭の片隅に常に考えてしまうのが「学校復帰」について。
今回はBranchの保護者さんに学校復帰についてアンケートを取りましたので、そちらの内容になります。
どの程度学校復帰について考えていますか?もしくは過去の考えや葛藤の変遷を教えてください。
- 考えているが、現状先生に会いに行く・遊びに行く感覚で少しだけ学校に行くのは続いているが、いつまで続ければいいのか勉強に向くのか不安がある。
- とくに考えていません。今年度赴任してきた支援級の先生が放課後登校を提案してくださり、月1〜2回やってみようと話が進んでおり、今は一回目が終わったところです。息子はジェンガやウノ、娘はおままごとや工作を楽しみました。 子どもたちはまだ、一日のほとんどを自由に遊んで過ごしたい様子です。やりたくないことをやったり、休み時間が15分だけなどの生活に折り合いをつけるのが難しいので、学校復帰は本人次第とのんびり構えています。同時に学校とも連携し、子どもたちを見守る大人を増やしていきたいと思っています。
- 週に1回でも配布物を取りに行き、少しでも先生達と関わりが持てたらといいなーと思っています。 行ったら行ったで支援教室で遊んだりできるので、たまには家族以外との関わりを持って欲しい。
- 考えていません。社会や学校に期待が持てません。
- 学校復帰は私自身は息子が行きたいと言うまでは行っても仕方がないと思っています。ただ家族はなんとかして本人が行く気持ちにならないかと考えていて、そのような言葉かけや働きかけをしています。
- 学校復帰は全く考えていません。合わない場所に無理して通うことはないと割り切り、学校以外の場(塾や放デイ、Branch等)で安心できる場をさがしました。
- 高校か専門学校/大学に通う年頃には自分に通える学校(通信+スクーリングなどでいいので)を選んで入学〜卒業して欲しいなぁと夢見ています。
- 小学校は高学年になって急に行ってみたいと言い出すかもしれないと通級指導の先生に言われたので、それまでは考えていません。いずれにせよ、本人次第です。
考え方
一つ参考になるのが、不登校経験のあるメンターの下記動画です。
この動画の中で「高校から学校に復帰できている人が多い」と語っています。
その理由として「小学校〜中学校までは学校に戻ると好奇な目で見られる」「高校以降はいい意味で人に興味がなくなるので、そういう目で見られないので戻るのが楽だ」というようなことを言っています。
まとめ
現在小学校のお子さんを持つ保護者さんからすると「高校までは長いよ」と思うと思いますが、一つの参考になればと思います。
学校にどう復帰させようか、と考えるよりも、「今の生活をいかにお子さんと一緒に楽しめるか」という視点で、学校に行っていたらできないことや、お子さんの好きなことの探求に時間を費やしてはいかがでしょうか。
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