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【小学五年生・ADHD】文字への苦手意識が「筆」と「AI」で劇変。模写から始まった、驚きの書き初め体験記

こんにちは。不登校や発達障害のお子さんと保護者さんのための居場所、Branch(ブランチ)です。

お子さんが学校に行けなくなり、家でゲームや動画ばかり。そんな日々の中で「この子の将来はどうなるんだろう」「何か一つでも自信を持てることを見つけてあげたい」と、出口の見えない不安を抱えていらっしゃる保護者さんは少なくありません。特に、読み書きなどの学習面に課題があると、焦りを感じてしまうのは親として当然のことです。

今回ご紹介するのは、ADHDの特性があり、長らく文字を書くことに強い拒否感を持っていた小学五年生の陽太くん(仮名)のエピソードです。一見、学習とは無縁に思える「AI」や「デジタルで絵を描くこと」が、どのようにして彼の「文字を書きたい」という意欲に火をつけたのか。お母さんと共に歩んできた、希望あふれる半年間の変化をお届けします。

目次

「描く」ことから始まった、文字への長い助走

陽太くんはもともと、鉛筆で文字を書くことや、何かを真似して書くことに強い苦手意識を持っていました。学校の先生からも「パズル的な認識が苦手で、文字をバラバラの要素として捉えるのが難しい」と指摘されていたほどです。

そんな彼がこの半年で夢中になったのが、AIやペイントツールを使った創作活動でした。

最初はツールの綺麗な丸(図形)をなぞることからスタート。次第に「ツールの丸は綺麗すぎて絵じゃない。少しデコボコさせたい」と、自分なりのこだわりを持って模写をするようになりました。この「お手本を真似して、自分なりの表現を加える」というデジタルの経験が、彼の中に「形を捉える自信」を少しずつ積み上げていったのです。

驚きの「書き初め」——筆の柔らかさが開いた扉

変化が目に見える形となったのは、月2回通っている放課後登校でのことでした。

これまで一度も文字を書こうとしなかった陽太くんが、学校で「書き初め」に挑戦したのです。驚くべきことに、隣に置いたお手本を驚くほど正確に、そしてお父さんよりも上手なほどの達筆で書き上げました。

「鉛筆の芯の硬さよりも、筆の柔らかさが彼には合っていたみたいです。絶妙な『はらい』や『かすれ』を上手に表現していて、先生も私たちも本当に驚きました」

とお母さんは振り返ります。デジタルでの模写で培った「観察力」と、筆という彼に合った「ツール」が出会った瞬間、文字へのハードルが音を立てて崩れたのでした。

AIは文字の世界への「翻訳機」であり、相棒

陽太くんの世界を広げたもう一つの要素が、AIの活用です。彼は音声入力やAIを使って、自分の思考を文字に起こし、それをコピペしてYouTubeの広告運用やSNSのシミュレーションを行っています。

  • 文字を「形」として捉える: 自分の発した言葉が文字になる過程を見ることで、少しずつ文字を「意味のある形」として認識し始めました。
  • 圧倒的な知識欲: 「なぜ2月は28日しかないのか」といった疑問をAIに問いかけ、深い知識を得ることで、大人と対等に話せる自信を育んでいます。
  • クリエイティブへの応用: AIを使って表情のバリエーションを学び、それを自分の絵に落とし込む。AIは彼にとって、単なる便利な道具ではなく、世界を理解するための「相棒」になっています。

広がる自信と、新しい景色

以前は、外にある看板の文字を読もうともしなかった陽太くんですが、最近では「あれってこう書いてあるんでしょ?」と自ら口にするようになりました。文字が読めていたけれど自信がなかった彼にとって、書けるようになったという成功体験が、世界を読み解く勇気を与えたのです。

お母さんもまた、陽太くんの変化に呼応するように「車の免許を取って、もっと色々な場所へ連れて行ってあげたい」と前向きな一歩を踏み出しています。

まとめ

陽太くんの物語は、私たちに大切なことを教えてくれます。それは、「正解のルート」は一つではないということです。教科書を広げ、鉛筆を握るだけが学習ではありません。

「砂漠に砂をかけては崩れるような日々だった」とお母さんが語るように、一朝一夕で変わったわけではありません。Branch(ブランチ)での活動、AIとの対話、そしてお母さんが見守り続けた「本人のやりたい」という気持ち。その積み重ねが、土の中で根を張り、この冬「書き初め」という形で見事に花開きました。

「今年はいい年になると思う」と陽太くん自身が口にするようになった今、彼の世界はさらに大きく広がろうとしています。できないことに目を向けるのではなく、彼なりの方法で「できた!」を積み上げていく。その一歩一歩が、未来を切り拓く大きな力になると信じています。


陽太くんのように、自分の「好き」をきっかけに世界を広げてみませんか? お子さんの得意なことや興味があることを活かした、新しい学びの形について詳しく知りたい方は、ぜひBranch(ブランチ)のメンターにご相談ください。

「好き」で安心とつながりを育むサードプレイス

この記事を書いているBranchは、不登校・発達障害のお子さま向けのオンラインサービス「Branch home+」を運営しており、以下の特徴があります。

  1. 子どもが安心できるメンターと、1対1で好きなことを好きなだけ楽しむ「好きなことプログラム」
  2. オンラインツールをつかった、学校外で友だちができるコミュニティサービス「好きなことコミュニティ」
  3. NHKや日テレなど多くのメディアにも紹介され、本田秀夫先生との対談や、厚生労働省のイベントの登壇実績もある。

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ライター/著者プロフイール

中里 祐次のアバター 中里 祐次 代表取締役

Branch代表。早稲田大学卒業後、㈱サイバーエージェント入社。子会社の役員など約7年勤めた後にサイバーエージェントから投資を受ける形で独立。自分の子どもがレゴが好きで、東大レゴ部の方に会いに行った時に目をキラキラさせていたのを見てこのサービスを思いつきました。好きなことは、漫画やアニメを見ること、音楽を聞くこと、サウナ、トレイルランニング、かなり多趣味です。Branchの子どもたちに鍛えられて子どもが好きな遊びはたいていできるようになりました。

会社概要

Company

社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


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社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


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