
こんにちは。
不登校や発達障害のお子さんと保護者さんのための居場所、Branchの中里です。
今回、お子さんがまだ動けない時期のご家庭に向けて、3ヶ月のプログラムを作りました。
名前は 「Branch parents:不登校はじまりの3ヶ月」 です。
このページでは、なぜ作ったのか、何をゴールにしているのか、何をお渡しするのか、を書いていきます。
なぜこのプログラムを作ったか
Branchはこれまで1,000家庭以上の面談や相談に関わってきました。
その中で、ずっと引っかかっていたことがあります。
Branchをご案内できない時期のご家庭がある。
Branchは基本的に、お子さんが好きなことをする場所です。メンターと1対1で話したり、コミュニティで同じものが好きな子とつながったり。
でも、不登校になった直後って、そこまで行けないんですよね。
家から出られない。部屋から出てこない。声をかけても返事がない。親も何を言っていいか分からない。
そういう状態のときに「好きなことをする場所がありますよ」とお伝えしても、届かないんです。
じゃあこの時期、何が要るのか。
面談で聞いてきた話をふまえると、必要なのはお子さん向けのサービスではなくて、まず家の中が落ち着くことでした。
家が落ち着くと、お子さんが少しずつ動きはじめる。動きはじめてから、はじめてBranchのような場所が意味を持つ。
この順番なんだと思います。
なので、その手前の3ヶ月を支えるものを作りました。
Branch parents という名前は、そのままの意味です。お子さんではなく、保護者さんのためのBranchです。
このプログラムのゴール
再登校ではありません。
じゃあ何をゴールにしているのか。ここははっきり書いておきます。
家の中の混乱が止まること。
そして、お子さんの笑顔が戻ってくること。
この2つです。
不登校のはじまりの時期って、家の中がぐちゃぐちゃになるんですよね。
朝は攻防戦になって、親子ともぐったりする。会話が「今日どうする?」だけになる。夫婦で意見が割れる。きょうだいが我慢している。
お子さんが笑わなくなるのは、学校に行っていないからではなくて、家の中がこうなっているからだと思っています。
だから最初にやるのは、学校のことではなく、家の中のことです。
3ヶ月でお渡しするもの
1. 動画12本
不登校のはじまりに知っておいてほしいことを、1本5〜10分にまとめました。初日から12本すべて見られます。
2. ワークブック(20ページ)
動画に対応した記入式のテキストです。「わが家の現在地」「今日のひとつ」を書き込みながら進めます。
3. 保護者ワークショップ 3回(各60分・オンライン)
私(代表中里)が担当します。
Branchでやっている保護者会と同じ形式です。1時間のあいだに2-3つの問いを出すので、それについて話していただきます。
言いっぱなし・聞きっぱなしなので、人の話にアドバイスをする必要はありません。聞くだけの参加で大丈夫です。カメラもオフで構いません。
週2枠を用意していて、その中から都合のつく日を選んで、3ヶ月で3回まで参加できます。
4. Branch保護者コミュニティ 3ヶ月
同じ時期の保護者さんが集まっている場所です(Discordを使っています)。
5. 個別質問 平日10:00〜19:00
コミュニティに書きにくいことは、個別のメッセージで直接聞いてください。営業日の24時間以内にお返事します。回数の制限はありません。
3ヶ月後、こうなっていたら成功だと思っています
朝、起こすかどうかで消耗しなくなっている。
「これでいいのか」と夜に検索し続けなくてよくなっている。
家の中で、お子さんが笑うようになっている。
保護者さんが、ひとりで抱えていない。
価格
第1期モニター価格 30,000円(税込・3ヶ月)/ 定員10名
第1期は、私たちにとっても実績を作らせていただく期です。そのぶん、モニター価格でご案内します。
かわりに、終わったあとに感想をお聞かせください。それをもとに次の期を作ります。
3ヶ月ぶんの一括のお支払いで、自動更新はありません。第2期以降は価格を見直す予定です。
ワークショップの日程について
動画・ワークブック・コミュニティは、お申し込みの直後から使えます。
ただワークショップは、参加者がある程度集まってから開始します。少人数でやるものなので、人が集まらないと成立しないんです。
開始は9月下旬を予定しています。決まり次第、個別にご案内します。
日程は週2枠を用意します。
固定の日時にしてしまうと、お仕事や通院の都合で1回も来られない方が出てしまうんですよね。選べる形にしておけば、3ヶ月で3回は現実的に参加できると思っています。
先に、やらないことを書いておきます
「必ず再登校させます」とは言えません。
学校に戻るお子さんもいます。戻らずに別の場所で伸びていくお子さんもいます。Branchでは、どちらも同じくらい良い結果だと考えています。
それから、教科学習の支援もしていません。
なぜか。
不登校の理由の中に「学習の遅れが嫌だ」「宿題が嫌い」など、学校の勉強への忌避が含まれている場合があるからです。
学校の勉強が嫌で、学校を休んでいて、居場所を探している。そういうお子さんもいらっしゃるので、Branchでは教科学習支援をしていません。
向いている方・向いていない方
向いていると思うのは、こういう方です。
お子さんが学校に行かなくなって、まだ数ヶ月以内の方。
お子さんが家から出られず、何かの活動に参加できる状態ではない方。
家の中が混乱していて、お子さんにどう声がけしていいか不安な方。
何から手をつけていいか分からず、夜に検索し続けてしまっている方。
逆に、向いていないかもしれない方も書いておきます。
再登校そのものを目的にしたい方。上に書いたとおり、そこをゴールにしていないので、たぶん物足りないと思います。
お子さん本人へのサポートをお探しの方。これは保護者さん向けのプログラムなので、お子さんには何もしません。お子さんが動けるようになってきているなら、Branch home+ のほうが合うと思います。
よくいただく質問
子どもは何もしなくていいのですか?
はい。保護者さんだけが対象です。
お子さんが参加する必要はありませんし、お子さんに知らせる必要もありません。
ワークショップでは、自分の家のことを話さないといけませんか?
いいえ。聞くだけの参加で構いません。カメラをオフにしたままでも大丈夫です。
言いっぱなし・聞きっぱなしの形式なので、人の話にアドバイスをする必要もありません。
Branchでは、見るだけ・聞くだけの参加を、立派な参加として尊重しています。
ワークショップに3回とも出られないかもしれません。
大丈夫です。週2枠あるので、その中から選んでいただけます。
3回すべて出られなくても、動画・ワークブック・コミュニティ・個別質問は3ヶ月ずっと使えます。
ワークショップは録画されますか?
いいえ。話しにくくなるので、録画はしません。
3ヶ月で学校に戻れますか?
これはお約束できません。そして、それをゴールにもしていません。
3ヶ月で目指すのは、家の中が落ち着くことと、お子さんの笑顔が戻ってくることです。
質問はいつでもできますか?
平日の10時から19時のあいだに受け付けて、営業日の24時間以内にお返事します。土日祝と夜間はお休みをいただいています。
3ヶ月が終わったらどうなりますか?
自動更新はありません。3ヶ月で終わります。
続けてBranchを使いたいという場合は、あらためてご案内します。お子さんが動けるようになっていれば、Branch home+ のご案内もできます。
途中でやめられますか?
デジタル商品を含むため、原則として返金はお受けしていません。コミュニティなどを抜けて頂くのはかまいません。
詳しくは特定商取引法に基づく表記をご覧ください。
医療的なアドバイスはもらえますか?
いいえ。診断や治療に代わるものではありません。
心配な症状があるときは、医療機関や自治体の相談窓口をご案内しています。
お申し込み
第1期は10名です。お申し込みのあと、コミュニティへの招待と、動画・ワークブックをお送りします。
特定商取引法に基づく表記 / 利用規約 / プライバシーポリシー
最後に
Branchでは、一番最初に作った保護者さん向けの資料から、ずっと同じことを書いています。
安心 → 自信 → チャレンジ
安心できる場所があって、自信を取り戻して、その結果チャレンジができる。
子ども向けの教育は、どうしても結果が出る「チャレンジ」に目が向きやすいと思います。でもBranchでお子さんと接していく中で、「チャレンジまで行く段階こそが遠い」と分かりました。
まずは「安心」。
スタートは「安心」。
そしてこれは、お子さんだけの話ではないと思っています。
保護者さんが落ち着いていられることは、結局お子さんの心の健康にもつながります。
いま、大きな決断をしなくて大丈夫です。
あなたの家は、壊れていません。




