発達障害や不登校のお子さんが集うBranchでは、ご家庭の様々なお困りごとについて話し合われています。
今回は「思春期の子どもとの関わり方」についてです。
思春期になってお子さんとの関わりで変化はありますか?
- 感情的ではなく論理的に話してくれるようになり、とても楽になりました。
- 本人は「今までより人の気持ちを感じ取れるようになった」と話していました。語彙力も増えてきているので、今息子が考えていること、感じていることを丁寧に聞きつつ、対等に対話していきたいと思っています。
- これまで良かった褒めるような認める言葉が嫌がられたり、何でもこれまで以上にこちらの話を、聞き入れられにくくなっています。
- パーソナルスペースに入ることや体に触れることに、必ず許可を得るようにしました。
また子どもである前に、一人の人間として接するように心がけています。(たまに忘れます)
論理的になって話しやすくなる部分と、大人として距離感をうまく取らないといけない部分がありそうです。
思春期のお子さんとの距離の取り方、どうされていますか?またどうしようとお考えですか?
- まだこれからですが、今のままの親子関係がとても風通しが良く楽なので、このままでいいかな?と思っています。
- ちょっと距離を置こうと思います。
- 必要あれば、すぐに駆けつけれる場所に待機するイメージを持って。
- 3年生の男子ですがとても甘えん坊で、一般的にはそろそろ反抗期?思春期?を迎える頃だと思いますが、その片鱗はほとんどありません。満を持して自分から離れていくまで、このままでいくような気がします。
- 干渉しすぎない。お互いに無理をしない。
- まだ分からないですが、親は見守る姿勢で、自主的に活動してくれるといいなと思っています。(思春期、どんな感じになるのか未知数です…)
- 自分のやりたいことができる環境を作りたい
- 外で手を繋がなくなったり、扉を閉めて着替えるようになったりで、息子の方から距離を置くようになったので、スキンシップを許可制にした。本当は毎日ハグしたいけど、「〇秒お願いします!」と聞いてOKが出た時だけに。
あと何か伝えたいことがある時は、名指しせずに家族全体に(Googleアシスタントやアレクサ風に)声かけをしている。 - 息子を信じて、良い距離感を保ちたい。その為には自分自身の人生も豊かにする必要があると思う。自分が笑顔で輝いていれば、家族も輝く。そんな母でいたいと思う。
- 「あなた(息子)はそう思うんだね。」と、息子の言動を客観的に受け止めようと考えています。私の気持ちを我慢するのではなく、「私はこう思う」とも伝えられる関係を気づいていけたらいいかなと思っています。
- 中学2年生の娘には、こちらからはグイグイ行かない、求めてきたらベッタリ寄り添う感じにしています。
- まだあまり考えられていませんが、今ほど干渉しない方が良いのだろうな…と思っているので、できれば自宅以外の居場所(フリースクールなど)も見つけられたら良いなあと思っています。ぜひみなさんがどうされているかお聞きしたいです。
- 思春期が未知すぎて分かりませんが、少しずつはなれてきている気がするのて今のうちにベタベタしたいと思います。
- 本人を信じて手を離さないといけない時期が来ると分かってはいるものの、その覚悟はまだ出来ていません。
- 見当がつきません
- これから思春期を迎える。不安はあるが、まだ考えが及ばない。
- 息子は現在中1です。小学生までは、隙あらば私の膝の上に乗ってきたりベタベタしたがっていたのですが、最近はあまりしなくなりました。放っておいて欲しいオーラも出すようになってきたので、そういう時は話掛けないようにしています。でも、怖がりなので一人で寝れません。何度か一人寝に挑戦しては挫折しています。一体いつまで私と夫に挟まれて寝るのかな?このままでいいのかと心配になります。
- まだ考えておりません。
- 子供と意思の疎通が不登校になってからすごくできているので、心配してない
- うちは精神的にもかなり幼い方ですが、それでも最近は「これが思春期なのかな」と思う事が時々あります。
まだまだ手助けが必要な事、全て本人に任せる事、など見極めが難しいと感じる事もあります。
まさに今、お互いに気持ち良く過ごせる距離感を、模索中です。 - 【心の距離感】わたし自身が「じぶんの心のプライベートエリアやプライバシーを侵害されたくない」と思うので、息子のプレ思春期(5年生くらい)からかなり意識しています。ただ、小さい頃からあんまり子ども扱いしてこなかった(家族のいち成員と思ってきた)のと、息子のことをなんとなく「預かりもの(家族の基本単位は夫婦で、そこで成人まで一時的にメンバとして参加しているのが息子であり、近い将来に家族はまた夫婦二人に戻る)」みたいに捉えているので、心の距離感やいち個人としてのリスペクトを前提にしたコミュニケーションみたいなものは、彼の成長に合わせて自然に生成されていった気がします。親の役割と責任範囲(教育を受けさせる義務や保護監督責任など)を説明したうえで、①どうしたいかは自分で決めなさい(わたしたちのことじゃないから) ②でも、スポンサー(保護者)への事前報告と了解取得は必要だよね、ということをずいぶん前から刷り込んでいる気がします。なので、すごく些末なことでも話し合いが多い家庭だと思います。ただ「自分で決める」のが面倒くさいことは「お父さんとお母さんで決めてよー」と言ってくることも。
【身体の距離感】その一方で、我が家は日本の文化のなかでは、スキンシップが多めな気がします。夫婦も親子も、家庭のなかではハグやキスが日常です。中学生になった息子も、気が向いたときや寂しいときに父や母とのスキンシップを求めてきますし、嬉しいとき愛しいときには頬や頭にキスをしてきます。本人も「ぼくんちは、スキンシップ多いけど、世の中的な標準は違うらしい」という感覚は持っているようなので、これもまあいっかと思っています。
【性的なプライバシー】4年生のときに家族で性教育の絵本を読んで、ひととおりのメカニズムは理解したようです。11歳(6年生)くらいからは、本人が「話したい」と思ったときに自分の性的な悩み・疑問などを親に話してきます。「考えすぎ」とか「それは良くない」みたいなことを絶対に言わないことを夫婦で決めています。話してくれること自体が嬉しいので、とにかくまじめに聞いて、自分の思春期のときの話や友人の話などを聞かせると安心するようです。最近は、夫に許可をもらって、夫の書棚からエッチな漫画や写真集を適当に持ち出して見ているのだと話してくれました。母に話したいことは母に、夫に話したいことは夫に、とにかく安心して話したいときに話せる夫婦(両親)でありたいなと思っています。 - こどもの気持ちを尊重した声かけやコミュニケーションを心がけつつ、息子が家族以外の人とつながる機会を意識してつくっていくこと。激しくぶつかることがあったら、離れて暮らす可能性も(具体的ではないけど)念頭にいれています。
こちらは、ご家庭ごとで様々ですね。
ただ「適切な距離の取り方」をご家族で模索されている様子は感じられます。
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