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発達障害の子どもの地方での進路の選択肢

発達障害や不登校の子が集まるBranchでは、ご家庭の課題や日々の生活についていつも話し合いが行われています。

今回は「地方での進学」について、議論が起こっていたのでまとめます。

目次

困っている人は全国にいるのに、「いいなあ」と思う支援や学校は都市部ばかり

息子は小学校四年生で、公立小学校の特別支援学級(情緒級)に在籍しています。

苦手なことがたくさんあるだろうに、本人は良くも悪くも人のことを気にしないので、 全く苦にはならないようで、学校に行きたくないと思うことはないようです。

勉強は、年々点数が悪くなってきました。 習得にもとても時間がかかります(処理速度と推理が弱い)。

学区の中学校は市内でも1番のマンモス校。 そして、年々勉強についていくのが難しくなりつつある息子。 どの学級に在籍するかは別として、定期テスト・受験、行事についていけるかで、多大なストレスを抱えるのでは、ということは想像に難くないです。

息子の今の感じだと、意に介さないかもしれませんが私がストレスと不安に苛まれそうです。

私は地元の私立の中高一貫校へ進学し、高校受験もなく(二教科で受けられる中学受験のほうが楽でした)、結果よかったので、息子にも中高一貫教育がいいなと思っているのですが、 地方ゆえ、中学以降の選択肢が東京など都市部に比べるととても少ないです。
私立中学も近隣には複数ありますが、星槎中のような発達障害や不登校児童を手を広げて受け入れてくれるところは見つけられていません。
もちろん、寮のある学校もありますが、6年間私学寮生活というのも経済的にも諸々が不安です(それこそ自主性に任せられて放任されたら、何もしない六年間にならないか・・・)。

今の息子の状態を考えると、公立中学→発達障害があってもやっていける高校がなければ、通信制か定時制しかなさそうです。
実際に地元の公立中からの発達障害のある子の進路はこのパターンが多いようです。 通信制が悪いとは思っていません。
最近は、いろいろと特色のある通信制があり、これからの時代にも合っているし、私は魅力に感じました。
ただ、「やる気に満ちている分野や目標が特にない子(もちろん先はわかりませんが、今の所、特に何か探求したいものがある訳ではなさそう)」が通信制でやっていけるのかな、、という不安はあります。

家庭教師をオンラインで受けたこともありますが、それはもうやる気がありませんでした。
特に目標ややる気がないのに通信制に入ると、いくらサポート校があるとはいえ、将来に向けてやっていけるのか、・・・・まだ先のこととはいえ、中学選びから高校以降のことが関わってくるので、今から心配です。

困っている人は全国にいるのに、「いいなあ」と思う支援や学校は都市部ばかりで、 地方だとリアルな支援で満足いくものがなかなかないな、と思います。

都市部ではない方は、中学校の選択肢をどのように考えていらっしゃるか、お聞かせ願えませんか。
長くなってしまい、申し訳ございません。

同じく地方公立小に通う息子(6年生)がいます。
進学の悩みは尽きないですよね。

自分自身も現在進行形で迷い悩んでいて、大した情報はなく、私なんかが書いていいのかと迷うところですが、期待せずに読んで頂けたらと思います。
以下、長文にて失礼致します。

息子は処理速度が極端に遅く、ASDと書字困難があり、情緒級にお世話になっています。
私立合同の進学説明会でいくつかの学校の話を聞きましたが、○○さんと同じような印象でした。 (発達障害という言葉を口にすると表情が曇り、歓迎されない空気を感じましたし、事情を言わずに学校の特色だけ聞くと、プレゼン能力の高い子を育てることや、ハイレベル校への進学実績を売りにする学校ばかりでしたので、お呼びでないかとすごすごと引き下がってきました。)

個に応じた指導をして、どんな子でも受け入れてくれるような学校は高校ではあるようでしたが、中学では見つけられていません。
支援級は公立にしかなく、息子の今の様子では、配慮なしに過ごせるとは思えないので、公立しかないかと考えています。

私も夫も地方出身で、小中高と公立でしたので、中学受験という発想が元々なかったのもありますが、 憧れの学校のイメージもなく、受験の必要に迫られていない今、息子が進学という目標を持ってコツコツ勉強するモチベーションが保てるとも思えず、失敗した時のダメージの大きさも考えると、中学受験はしなくて良いかと思いました。

高校受験の頃になれば頑張れるかというとその保証もないので、見通しが甘いのかもしれませんが、受験勉強に身を捧げる時期は、今ではないような気がしています。

それよりは、今は本人が興味を持ったことを自由に進めるための時間を取れた方が良いかな、と思って過ごしてきました。

地方と東京との教育の格差は感じますね。かといって、十分な情報もなく、進学のための転居というところまでは踏み出せていません。(夫は転勤族で今も単身赴任中なので、ここにいなければならない理由もないのですが、支援級の担任の先生が良かったこともあり、環境が変わったり、支援が途絶えたりしないことの方を優先してきました。)

今住んでいる所は、同じ地区の公立中学に進学する子がほとんどです。同じ学校で過ごしてきて、息子のことを理解してくれる子が周りにいてくれることや、親としても近所に保護者の知り合いがいて、学校の情報交換ができる人が少しでもいる環境は心強いかなと思っています。
子供もあの学校に行くんだとイメージしているようなので、全く知らない世界に飛び込むよりはいいのかな、と思っています。
引っ越すと医療機関や相談先とも切れてしまうし。

ただ、これが正しい選択かどうか、まだ分かりません。 近所の公立中学は、画一的な指導で、ルールも厳しく柔軟性がないようですし、支援級も小学校ほどは手厚くはないようなので、途中で挫折しないかと心配しています。 フリースクールなどの情報も常にチェックしつつ、なんとか中学時代をやり過ごしていけたらと願っています。 その先の選択肢は色々あるんじゃないかと思っています。…甘いかな

親である私達の経験では、一般受験で普通高校、大学に進学して、というルートしか知らないので、これからもっと視野を広げて情報を集めなければいけないなと思っています。

「みんな進学のことを悩むけれど、本当に大事なのはその先ですよね」 と支援級の先輩ママに言われたことは心に残っていて、それは常に念頭に置いて考えていかなくてはと思っています。

まだ先は見えていませんし、良い情報がなくて申し訳ないのですが、今の状況はそんな感じです。

○○さんのお子さんが周りの人ことを気にしたりしないということは素晴らしいと思います。きっとここまで良い育ち方をされたんですね。 その気持ちを持ち続けてそのまますくすくと育っていけたらいいですね!

○○さんは情報をよく調べていらっしゃって、私ももっと調べなくちゃと思いました。刺激をありがとうございました

子供は自分で情報を集めることはできないので、きっとここは親の頑張り所ですね。 また情報交換させて頂けたら、と思います。

よろしくお願い致します! 長文にて失礼致しました。

現在中一の子(ASD)の母です。うちの子は小学1年生から不登校、3年生から情緒支援級で午前中だけ通っていました。

でも、しょっちゅう怒って、脱走して家に帰ってきていました。

5年生くらいまではそんな感じでしたが、6年生に担任の先生に恵まれ自己理解が進み、中学をどうするのかを自分で選びました。

○○さんの息子さんは4年生。もしかしたら、今とは違う姿がみられるのではないかな、と思いました。

地元の公立中に見学に行ったのですが特別支援に理解がないと感じました。
そして、理解のある私立やフリースクールは電車で1時間以上かかり、ちょっと大変。受験できるのかも怪しい。

彼に通信をお勧めしたら、本人は「できれば人にいるところに行きたい。だめだったら通信にする」と。そんな時、地元で「フリースクールを作りたい。いっしょにやろう」という方がいて、去年の9月に小さなフリースクールを作りました。息子もそこに通い、自分のペースで勉強したり友達と遊んだりしています。

Branchのマネっこしてマイクラ部も作りました。居場所づくりは一人では無理ですが、二人いれば可能だと思います。息子は今別人で、仲間も増えて笑顔が増えました。私も学校という呪縛から解き放されて笑顔が増えました(笑)

高校は自分の力で頑張れ!と伝えています。全然参考にはならないであろうエピソードですみません!

コメントをいただき、ありがとうございます。

同じようにいろいろ迷われている方のお考えを伺うことができて、心強い気持ちです。

息子も、周りと同じように当然のごとく学区の中学に通うことになんら疑問はないようなので、やはり今はそれがいいのかなと思いました。

私は自分が元々非社交的で周りのお母さんとどちらかという距離を置いてしまいがちになるのですが、○○さんはしっかりつながりを持っておられてうらやましいです。 地域の情報は大事だとはわかってはいるのですが。 もしも、公立でうまくやれないことが出てきたとき、その時でかんがえて行こうかなと。

○○さんのように、親が大きく構えている方が子どもは安心しますよね。 息子を普通のルートに当てはめてはいけない、とはよくわかっているのですが、 自分が歩んでこなかったルートのことは、やはりわからないので「大丈夫なのだろうか?」と心配はつきません。

1番なのは場所ではなく、周りの理解と環境が本人と合っていること、それは働く場でも同じで、そのことはよくわかっているつもりでも、 本当は私は受容出来ていないんだろうなあと、反省です。

自分だって普通のルートで何もかもうまくいってきたわけではないし、 社会人になってからですが、場所によってはすごく合わず、逃げたことも一回ではありませんでした。

選択肢の情報は集めつつも、こうあらねばならぬ、という部分からまずは私が解放されないといけないな思います。 こちらこそ、また情報交換などができたら嬉しいです! ありがとうございました。

コメントをいただき、ありがとうございます。

自己理解がすすむ、息子にもそんな出会いや機会に恵まれるといいなと思いました。
自分も人生で1〜2回転機になるような親族以外の大人との出会いがありました。 息子にもそんな出会いがあって欲しいなと、願っています。

ご自分でフリースクールを立ち上げられたとのこと、その行動力、きっとお子様からみても誇らしいだろうなと思いました。 「ないのなら、自分が作ればいいではないか」とよぎったこともありますが、 「いやいや全くの異業種で、教育に携わったこともない、しかも人と話すのが得意ではない私ができるわけないし」と思って空想に終わっていました。

でも実際に近くにないから立ち上げた方が本当にいらっしゃる、 ということは、簡単なことではないこととはいえ、自分の選択肢が一つ増えたような気持ちになりました。

高校は都会にはかないませんが手が届く範囲に学ぶ場所はあるので、 その頃になったら、今は何にも考えていないような息子もすこしは色んなものが見えてくると信じてみようと思います。 どうもありがとうございました。

お返事ありがとうございます

知らない道を歩ませるのは不安ですよね。つい自分と同じ道を行かせたくなってしまいます。

でも、歩んでいる道が合わなかった時、抜け出すことも大事ですよね。子供が苦しそうになった時、もうちょっと頑張れるんじゃないかとか思わずに、さっと判断してやれるようでいたいなと思いました。
柔軟に対応できるようになるため、リサーチはできる限りしていきたいですね。 つながりって、いえいえ、私も大してないのですよ。

保護者同士の横の繋がりは、コロナもあってここのところ急速に減っていると感じます。
学校行事もPTA活動も縮小されたり、連絡網もなかったり、接点が少なくて、知り合うきっかけが持ちにくいですよね。

特に、最初からそういう中で過ごされてきた学年の方は影響が大きそうだなと思います。

たぶん○○さんだけが感じていらっしゃることではなくて、それは全体的な傾向なんじゃないかと。

そんな中、ネットの情報とか、このBranchの繋がりは貴重ですよね。

大きく構えているなんて、良く捉えてくださってありがとうございます。でもちょっと呑気過ぎたかなと反省して、また情報を調べ始めました。 ありがとうございます。 今後ともよろしくお願いします

そうなんです、つい自分と同じ「大多数の道」をいかせたくなってしまうのです・・・。

でも、そうではない道も今はたくさんあって、色んな生き方はあるのだと息子から教えられてきたようにも感じます。

東大の先端研のセミナーで発達障害の当事者の女性の方(高校卒業後に診断されたようで、それまでかなり苦しんだ経験がおありでした)が 「テンプレートに合わせようとせず、自分に合う場所を見つけていけば、道は開けていきます。」と、現在と生き生きとお話しされていたことも、折に触れて思い出して、自分の意識を矯正してます^^;

息子がコロナ流行以前の生活をしていたのが小学1年までなので、それより後は支援級を含めクラスの懇親会もほぼ無くなってしまい、確かに私だけではなく全体的にその傾向はありますよね。 Branchでは、ここでこうして遠くに住んでいらっしゃる方とも安心してつながれますね。

今回は私の長々とした質問に親切にコメントくださり、ありがとうございました。 こちらこそ、今度もよろしくお願いいたします

まとめ

進路については悩みが尽きないと思いますが、親は情報収集しつつ、子どものためにも大きく構えられると良いですね。

不登校について、他にも下記のような記事があります。

「学校行きたくない」完全不登校になる前にできること:先輩ママ・パパのアドバイス集
いじめもなく、理由があるわけではなく、それでも「学校に行きたくない」時にどうすればいい?

ライター:中里祐次

Branch代表。早稲田大学卒業後、㈱サイバーエージェント入社。子会社の役員など約7年勤めた後にサイバーエージェントから投資を受ける形で独立。自分の子どもがレゴが好きで、東大レゴ部の方に会いに行った時に目をキラキラさせていたのを見てこのサービスを思いつきました。好きなことは、漫画やアニメを見ること、音楽を聞くこと、サウナ、トレイルランニング、かなり多趣味です。Branchの子どもたちに鍛えられて子どもが好きな遊びはたいていできるようになりました。

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