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親と子ども、近いけれど別の人間。それぞれの願いを大切にするために

Branchの中里です

Branchでは、定期的に保護者アンケートを行って、サービスの参考にさせていただいています。

先日のアンケートでは、

「お子さんの子育てや教育について、大切にしていることがあれば教えてください」

ということをお聞きしました

いくつか印象的な回答をご紹介しながら、お子さんも保護者の方々も安心できる場であるように、Branchで大事にしていることをお話します。

たとえば、こんな回答がありました。
 

彼の人生は私の人生ではないので、私の欲望を彼の肩に載せないこと。彼が幸せに感じることは、私が幸せに感じることとは違うと思うので「良かれと思って」「あなたの将来の幸せのために」を彼に押しつけないこと。絶対に譲れない倫理的な価値観の刷り込みはするけれど(人権とか)、それ以外は基本笑顔で見守り、必要なときは対話で調整していくこと。

いきなり素晴らしすぎる言葉で感動してしまうのですが、、。

僕自身もこのサービスを始めて一番最初に方針として考えなければいけなかったのが「子どもに何かを与える」のか「子どものそのままを受け入れるのか」ということでした。

例えば世間的に教育で注目を浴びやすいのは「STEAM教育」であったり「AI時代に国としてはこういう教育を目指している」といった内容です。

僕自身もインターネットの会社から独立してこのサービスを始めているので「プログラミングできたら子どもにとっていいよなぁ」と思います。
「これからの時代、課題解決能力とかが社会的に求められるんだろうな」とか。

でも、それはすべて「親の欲望」なんですよね。
Branchに来る子たちはそういった親のセンシティブな反応を良く見ています。
それを守りすぎて疲れる子もいれば、逆に大人全般嫌いになって言うこときかなくなる場合もあります。

ですので、Branchがまず最初に大事だと決めた方針は「子どもをあるがまま受け入れ」て子どもにも「そのままでいいんだ」と感じてもらうこと。
それが自己肯定感につながるだろう、という方針でした。


その子の強みや好きなことやりたいことを一緒に探す。やりたいことは、やらしてみる。そして、発揮できる環境や支援を探す。お金がかかっても、けっこう買ったりする。

子供がやりたいと思った事は可能な限り、やらせてあげたいと思っている。
最終的には、自立を目標に、なるべく口を出さずに見守る姿勢でいたいと思っている。

本人の成長の後を追う


「見守る姿勢」。
これが実は一番「親としても」「サービスとしても」難しい。

まず親としてはやっぱり「子どもは何も知らない、自分たちが導いてあげないといけない」って思ってしまうのでそこからの逸脱が難しいです。
立てない、話せない時から子どもを見ているわけなので、そう考えるのは自然です。
でも、どこかのタイミングで一人の人間として子ども自身の考えを尊重しないと行けないタイミングが来るんだと思います。

またサービスとしてですが、一般的な教育サービスは

・目標を決め
・その目標にいたるまでにどんなステップを踏めばいいか指示を出し
・そのステップの進捗を追って
・目標までたどり着かせる

となっています。
親からしても分かりやすいですよね。

でも「見守る」となると、それができないんです。
なので分かりづらい。分かりづらいので、サービスとして成り立たせづらい。
だから実はあまりやっているところが少ない。

僕自身も「子どもたちの成長の後を追う」気持ちでサービス作りを続けたいと思っています。


好きな事にとことん打ち込める環境を。そして親も一緒に楽しむ事が理想。
自分の言葉で表現する事を大切に。

当たり前のように幼いお子さんはお父さん、お母さんのことが好きです。
なので、ご両親が自分と同じものを好きでいてくれたら嬉しいんです。

でも、子どもの好きなことを親も一緒にやるって本当に難しい。
子どもがやってることの100%自分も理解して一緒に遊べるって自信を持って言えるかたはほとんどいないはずです。

Branchとしてはこの「子どもの好きなことをご家庭のかたも好きになってみましょう」ということを推奨しています。

先日「保護者だけのフォートナイト会」というのをやってみましたが「子どもから下手下手言われましたが、子どもは嬉しそうでした」という声を頂きました。

子どもが好きだけど、親は理解できない、というものを一緒に学んでいく機会づくりもBranchとしてはやっていきたいな、と思っています。

こちらから教育を与えても受け取らないタイプの子どもたちなので、本人の内側から湧き上がるものをキャッチし、学びにつなげるのを一緒に楽しんでいる。
息子は、正しいかどうかにとてもこだわるタイプ。行き過ぎると自死か犯罪に向かうと小さい頃から感じていたので、自己認知を助けるのを大事にしている。分からないことだらけなので、医療とも繋がりながら勉強中です。

子どもが今どんなことを考えてるか、何が好きなのか、ずっと把握するのってすっごく大変です。
子ども自身も言語化できず分からない場合もありますからね。

そういう認知につながることはシンプルに「他の人にも見てもらう」のが一番いいのではないでしょうか?
子どもと仲良くなってくれる人が一緒に「どんなことが今好きか」「どんなことを考えていそうか」「どんな変化があったのか」を一緒に考えて言語化してくれる。

Branchのメンターサービスでも、Branch roomでもそういった「子どもをより理解する」ということのお手伝いをさせて頂ければと思い、サービス化しています。


Branchでは、お子さんの好きなことを見つけたり、好きなことを伸ばすための環境創りのお手伝いをさせて頂いています。
ご興味ある方はこちらから。

目次

発達障害や不登校の子の「友だちができる。安心できる居場所」とは?

Branchでも1つの解決策として、不登校・発達障害があるお子さま向けの「学校外で友だちができる」オンラインフリースクールを運営していて、以下のような特徴があります。

  1. 同じように「学校行きたくない」という気持ちを抱え、家族以外の人との関わりが減ってしまった不登校のお子さま達が自分の「好きなこと」をきっかけに安心できる居場所や、友達ができるようなサービス。
  2. NHKや日テレなど多くのメディアにも紹介され、本田秀夫先生との対談や、厚生労働省のイベントの登壇実績もあり、サービス継続率は約95%以上。
  3. 小学校低学年のお子さまはもちろん、どんな子でも楽しく参加できるようにスタッフがお子さま一人ひとりに寄り添ったサポートを徹底。

もっと詳しく知りたい 》

Branchオンラインフリースクールは1ヶ月無料体験ができるので、ご利用を迷われている方は一度お気軽に無料面談予約をお申し込みください。

「学校外で友だちができる」Branchオンラインフリースクール

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不登校・発達障害がある子向け

Branchコミュニティ

Branchで解決できること

 研修を受け、発達障害の特性にも理解があるスタッフが献身的にサポート

 自分の「好き」から 遊べるイベントが盛り沢山

 特性に沿ったお子さまのサポート方法をスタッフが一緒に考案します

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ライター/著者プロフイール

中里 祐次のアバター 中里 祐次 代表取締役

Branch代表。早稲田大学卒業後、㈱サイバーエージェント入社。子会社の役員など約7年勤めた後にサイバーエージェントから投資を受ける形で独立。自分の子どもがレゴが好きで、東大レゴ部の方に会いに行った時に目をキラキラさせていたのを見てこのサービスを思いつきました。好きなことは、漫画やアニメを見ること、音楽を聞くこと、サウナ、トレイルランニング、かなり多趣味です。Branchの子どもたちに鍛えられて子どもが好きな遊びはたいていできるようになりました。

会社概要

Company

社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


会社概要

Company

社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


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